
偶然道で粋(ダンディ)な男性に遭遇。生まれて初めて声をかけてしまいました!
『いや、ちょっと・・・芸事をしてますもんで・・・』っておっしゃいまして、
Σ(=°ω°=;ノ)ノ !!!!!
存知あげなくて申し訳ありませんでした

よ、四代目 笑福亭圓笑 師匠 でいらっしゃいました☆
玄人さんですぅ~・・・そりゃ着こなしが板についておられます。
気さくに応じていただきまして、着物好きで目をキラキラしていた私に、師匠の手ぬぐいまで頂戴してしまいました。
これまた偶然、SOUSOUさんの前で、パシャリ☆
存命していれば、亡き父と同い年でいらっしゃいます。
何の御縁でしょうか・・・お名刺を頂戴しまして、お写真をシェアさせていただきました。
私の疲れ切った病みあがりの小汚く浮腫みまくっている顔は御容赦くださいませ。
師匠は、30代まで東京でサラリーマンをなさっていたそうです。
家族にやっと認めてもらえたのが、そのころで、松鶴師匠に弟子入りをそれから許されました。
大変な努力家でいらっしゃいます。
上方にいらっしゃいながら、江戸落語、しかも古典落語しかされない、という拘りぶり。
粋なことばが失われて久しく、それに気付いた私は、今更に、落語がなんとも素敵だと思え、折に触れ拝聴しています。
ことばで、様子が想像できるからこそ、情や粋が伝わるというもの。想像させる、という事。口伝え、と言う事。
ことばに、少なからず興味と敬う気持ちを持っている私にとっては、落語は単純にたのしいけれども、同時に崇高なものでもあります。
伝統芸能、古典芸能・・・廃業なさる方もおいでの業界。未だに芸に精進し、後進の育成にも力を注ぎ、そのコミュニティを保持されていらっしゃいます。
生き方が、粋、というか、人をこころを想いを、愛していらっしゃるんだと思いました。
八坂神社を中心に、もう祗園祭に入っていますから、提灯があがっています。四条通りも河原町通りも、もう、お囃子が鳴っています。
なんとも、奇遇で素敵な出逢いで御座いました。