ふらふら~、っと、導かれてみました。様々なことが、自分の外界で渦巻いているけれど、心を鎮かにして游ばせてあげました。
戸惑っていた心は、こころとなり、やがて游ぶように、ゆうらりゆうらりしはじめました。
かんじ(漢字)や すきまがないのが つらかったとやっといえたこころは、 ひらがなをつかったり、 かいぎょうをいれたり、 すきまをつくったりしはじめました。
すると、 つぶやきはじめました。
たったひとつしかなかった、 たいせつに たいせつに たいせつに していたものが、
かんがいされたのか、 すけてみえたのか、 かぜに さらわれるように、
こころから いなくなってしまった。
さみしくて、 さみしくて、 どこにもいなくて、 どうさがしていいかもわからなくて、
ただ、ただ、 ないてくらしている。
と。
こころが あそびはじめた さきに、
さきに あそんでいた こころさんと であいました。
そうっと、 こころがふれていいか、 ゆうきをだして、 たずねてみました。
すぐにはへんじはありません。
どきどきして、 そして、 また、 とつぜんいなくなるのではないか、 と、
こわいおもいで、 それでも しんぼうして、 まっていました。
ずっと、 しずかに まっていたので、 もうまてない、 というきもちと、
どこか、 どうせ・・・のような、 まちなれたきもちが、 まざっていました。
すると、 おへんじがありました。
わたしの こころの とくせいを せいかくを すこし りかいしてくれた、 というか、
そうっと、 ひびきあってくれた、 というか、 ゆれてくれた、 というか、
そのような、 やさしいおへんじをくれました。
りかいを してくれる ひとは ゼロ では ない・・・かもしれない。
なんとなく、 そう おもえたり しました。
あのとき、 さらわれた わたしの たいせつなもの。
もしかすると、 ない と いきていくのが とってもたいへんなもの。
いたずらっこな かぜが、 かえしてくれる ひが くれるといいなあ・・・
いつか、 かえして くれるかなあ・・・
やっぱり さみしくて ないてばかりだけど、
それでも、 たすけて というてを、 だしてもいいのかもしれない、
そう おもえた できごとでした。