天候が悪いのと、疲れと喘息で、ぼーっとしている、よこしま☆です。
ずっと書こうか悩んでいたんですが、にゃんこ耳さんがコメント下さったので。自分のコメント返信引用です。
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「デカいの、来る‼︎」感、ってホント独特ですよね。
私は阪神淡路の時の夜明け前ですが、地鳴りというか地響きというか、唸りというか。
慌てて乳児の娘に覆い被さりました。同時に当時の配偶者に「ガス、元栓、消す!!窓明ける!!」と叫びました。
夜が明けてテレビがつきましたから、本当に甚災でない地域であることは解りました。
それでも、阪神高速が千切れていたり、倒れていたり、阪神、阪急、JRの総ての線路が曲がり、長田の街が火の海、三宮のビルが倒壊・・・都市部の大地震と理解するのに、時間がかかったように思います。
そうして、後で気付いたのでした、夜明け前だったのに、西の空がなんだかUFOでも現れたかのように地平線からの光で空が耀いていました。当時は、窓が西向きだったのも解ってませんでした。
当時は京都では無く、出身が神戸よりの大阪だったので、知人親戚みんな被災しました。
来年20年、イベントがあるたび、娘を見て「生きている限り、この子は背負うんだなあ・・・」と親として胸が痛いです。
そうして、東日本大震災の時は、前にも書きましたが、診察中でした。担当医は、甚災の時に被災地に入る国のリスクマネジメント医師なので、専用のモニタを切りかえられました。
インターネットが一般に普及する前から、専用回線が引かれているんですよね。
互いに理科系の知識があるので、沖のマグニチュードの数値を視ただけで、凛としたのを思い出します。
スイッチが切り替わり、必要最小限の言葉だけ交わし、家に帰りました。
衝撃映像を見せたあとのPTSDと子どもの脳の関係を知っていましたが、家に居た息子に「今から日本が、世界が、とんでもない事になる。今からでは間に合わないし、到底力及ばば行けれど、その目でしっかと何が今から起こるか、見れる範囲でみなさい。そうしてどれだけ大変な目に遭われたか心を寄せなさい。考えなさい。」と伝えました。
甚災、事故、壮絶なイジメ、総て時間が止まります。物理的には地球(宇宙)時間は進んでいるけれど、心の時間は止まります。
それを知っているのと知らないとでは、人として大きく違うと、私は考えています。
偏見をなくすには、正しい理解、正確な情報。人のこころ。
阪神淡路のときに、ひっきりなしにアナウンスを続けて下さったアナウンサーは、その後、出家されました。