
めっちゃ凄い雨の中、伺ったのは、二条駅近く、『京菓子司 よし廣』さん。http://www.yoshihiroseika.com/taiken/kyogashitaiken.html
今日の講師は水内菜奈美さん。 京都府が開講している「京都府菓子技術訓練校」にて最低2年以上修行した京都中の職人たちが集まるその学校で、1番の成績を収め、 京都府知事賞を受賞されたそうです。(HPより引用)
女性京菓子職人が珍しい中、京菓子職人の中でも技術面で優秀賞も受賞するなどの実績を持ち、
国家資格「和菓子製造一級技能士」を取得されています。超カッコイイ☆
4月29日なので、春の生菓子の作成体験(ワークショップ)だそうです。
両手に傷が無いか確認し両手を消毒した後は、材料以外は一切触れる事が出来ないので、途中の工程の写真は撮れませんでした。ごめんなさい。
出来あがった生菓子は、乾燥しないように容器に入れます。

作ったのは、オレンジと白のグラデーションの薔薇

薔薇は、裏暈しの技法を使います。白の練り切りを薄く伸ばし過ぎてオレンジが濃く出てしまいました。反省~♪ 細工は一番外の花弁の端を先生のと是非一緒にしたかったので拘りました。スプーンで形づけます。端っこの微妙な具合出てます?細かい作業は左利きなので、向きが反対なのは御愛嬌にしてください

と、紫と白と黄色のグラデーションの菖蒲です。

菖蒲は、表暈しです。白の部分の練り切りの分量が御店が揃えた分量が正解と思ってそのまま使ってしまったので、白が多く、お手本通りには行きませんでした。ぐやじいです!お手本の分量通りに教材が揃っているとは限らない事が解ったので、次回はお手本に近づけると思います。こちら指と竹べらで細工します。指も竹べらも生菓子に入れる角度や力具合、そして抜き具合が超難しかった~

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体験して思ったのは、常に手を清潔にそして適度に湿度を保ちながら素早く技法を施さないと、手の熱で餡や練り切りがべとついて来るという事。
何度やっても、同じモノを、短時間で作りながら、お茶席に合う季節の伝統を継承しながら、新しい風を吹き込む意気込みとその技に感服しました。
特典①は、体験修了グループごとに修了証書を頂戴できます。私は当日空きがあれば30分前までに連絡したら参加可能という事で、ひとりでふらっと参加したので一人で修了証書をいただきました。
特典②は、別の御菓子と御抹茶を体験後いただけます。勿論お店の商品。集中したのでつかれまして、とても美味しくいただけました。
生菓子も出来立てが美味しいとの事で、菖蒲の半分を頂きました。
(つづく・・・)