奇しくも一人前が研究者の卵か大学院生だったらしい。
広い待合室で私と似た行動を取っていた(笑)
ウルサイ場所から静かな方へと転々と移動、最後は主治医の診察室前で変わらずパソコンで論文とおぼしきものを書いていた。
彼が定めたポジションでは直ぐに同じ主治医に呼ばれたので、私にとっても一番落ち着くその長椅子を彼の後にゲット

この辛さはなんだろう…と思っていたが私もパソコンではなく、アナログで手帳に研究アイデアを書いてみる事にした。
最初はこの一週間の振り返りのつもりだった。主治医に整理して伝えたいからである。振り返ると意外なところに原因があったりする。面白い。
そのうちドンドン没入していった。自分の特性に対する医学的疑問から認知科学的疑問にシフトし、それから人工知能、情報モデルになっていき、
最後は自分が不思議に思い、かつ、数多の人が思っているであろうデジタルコンテンツの現状に対する疑問にたどり着き、
研究ベースの発散的かつ断片的なアイデアが出てきだした。
自分でびっくりした

(つづく)