13時のニュース、高瀬さんをよく視ます。
本日はチリ地震の影響の太平洋沿岸の津波のニュースが注意されていたのですが、
直前に神戸市中央区布引でけが人が複数出るビル解体事故が入りました。
それに対応しつつ、また、ニュースの最中も、スタッフが原稿を(読めないくらいの走り書き)画面に入るくらいのバタバタさで、渡したり入れ替えたりしている中、
おもむろに「・・・しばらくお待ちください。」
感動しました。
NHKカルチャーでも三宅民夫アナウンサーと御話する機会に恵まれましたが、講話中に高齢者の方が突然呼吸停止、もしかすると心肺停止になられました。いきなり大きないびきをかいて意識がありません。
皆で協力しながらだったのですが、壇上から通る声で落ち着いて三宅アナの「救急車を呼んで下さい。」「場所をあけて下さい。」「救命の知識がある方はいらっしゃいませんか。」とても冷静で秩序よく対応なさいました。
それで、その講座に参加していた皆を慮られました。
今回の高瀬アナの対応で、それらを思い出しました。
午前の大阪局の午前のバラエティ番組の最中に第一報が入ったのですが、司会の河島あみるさん(河島英五さんのお嬢さん)が冷静に、同じく、太平サブローさんも、そうして、気象予報士さんも。
プロだな、って思いました。
御尊敬申し上げます。
阪神淡路大震災の時も朝日放送で生放送をしていました。強烈な揺れにレポーターの女子はキャーキャーいっていましたが、局アナの女性だけは、冷静に「揺れが強いです。頑丈な机の下などに潜って下さい。火の元を止めて下さい。」といい、そのレポーターたちは、局アナにつかまっていました。
必ずしも悲しんでいないのではありません。けれど、その使命を尽くしている姿が凛としていた、という感想です。