・・・自閉的なワタシ、新しい事チャレンジしてみたりしました。
いつだってチャレンジしてみました。
子どもの様な世代から、親の世代まで、いろんな人と一緒に、いろんな事を体験してみました。
音楽の体験レッスンとか、体操のレッスンとか、いろいろ訓練も受けてみたりしました。
でも・・・心がふわふわ、っていうか、疎外感。
めっちゃ疎外感。
なんで感じるんやろう・・・?
ふとした所作や表情に、それを感じ取ってしまう。
今日も行ってみた、ジャズボーカルお試しレッスン。
初見で歌えてしもた。
しかも今日はプチ発表会でひとりひとりがマイクで歌う。
歌えてしもた。
どのキーでもいけてしもた。
途端に、先生がなんや、冷たく感じた。
・・・おもんない。さみしい。
英語の発音、久しぶりにちゃんと出来ると思ったのに。
中学一年生の時に、英語だけ塾に通わせてもらった。
近所のあっこちゃんが行っているから、一緒に連れていってあげて、と親が声をかけたらしい。
あっこちゃんのお父さんはPTAの子ども野球の監督で、地域でも面倒見のいいオジサン。
あっこちゃんも温厚で、分け隔てない優しい子。
でも、進学塾やなくて、英会話の塾だった∑ヾ( ̄0 ̄;ノ
一時間か二時間の授業だったか忘れた。でも、その殆どが子音の徹底的な発音。
先生はイギリス留学ばっかりしている先生。女性の先生で優しいけれど、
突然「来週は私の友達が日本に遊びに来ます。その人は日本語が全く出来ません。みなさんはその人にシンデレラの紙芝居を作って見せて上げて下さい。」という宿題を出す人でした∑ヾ( ̄0 ̄;ノ
・・・まだ、学校ではアルファベットやってんねんで?
あっこちゃんは、小学校の時から通ってた。でも私ほやほや・・
くそまじめな私は、泣きながらも、宿題やせんとアカンもんやと思っているので、小学校の時に卒業記念で貰った英和辞書と、中学進学の時に学校が揃えなさいって買った辞書と格闘して、
「そもそもシンデレラって英語でどうかくねん

やっとワンシーンだけ、絵を描いて、裏に文章書いて、発音なんて出来へん、朴訥な語り口で、当時大阪の郊外では珍しい、ガイコクジンに、紙芝居しましたよ。
丁度辞書にシンデレラの英語のセンテンスが載っていて、そこだけとてもよく解ります、というような満面の笑みを貰った。
ドキドキが止まらなかった・・・高校受験をきっかけにその英会話塾はやめなきゃイケナクなるんだけど、
あのまま続けていた方が、楽しい会話が出来て、年の離れたお友達になれたと思う。
先生は厳しい課題を出しつつも、出来るとめっちゃ褒めてくれる先生だった。
人見知りの自閉的。信じられないチャレンジをしてきた。めっちゃして来た。
音楽もプレーヤーになりたかったけれど、指導者養成コースにいきなはれ、という親の強い希望だったし、電子オルガンだったけど、先生はクラシックのピアノの出だったので、小学校の時には、もうカデンツとかやってた。
東京ではしなかったから、大阪はえらい進んでいるんやなぁ・・・って思った。徹底的に即興をさせるんだけど、楽典に従っていない調和がとれていなかったり、ベースの進行をしたら、当り前にドイツ語で叱られた。
まーったく意味不明!!!! 同時に黒板の五線に、和音と度数を書かれて、「ここは、ドッツェルドミナントに行かんとあかんでしょ!」って、いつもは優しいマリア様の様なべっぴんさんの先生が、語気を荒げて説明しはった。
ワケワカラン・・・何語かもわからなくて、とにかくギリシャ数字を追って、仕組みを追って、「こうかな?」「こうなんやろか・・・?」とホンマ怖い怖い授業でした。
前半はどっぷり楽典。そうして、その実技。即興。ひえええええ。そうしてやっと好きな曲をみんなで弾いて、ソロパートを回して、それぞれ口頭でこれまた注意を受けて。
これ、小学生がする???
まあ、高校の時の音楽専攻も声楽の出身の先生も、これくらい「慣らし」でしてしまっていたので、出来ちゃうのは私のせいじゃありません!!!!
で、今日、いきなり、フラれて・・・やってしまって。
そうかと思えば、同志社のOBの混声にふらっと、行ってみたら、ソプラノパートリーダがやってきて、「あなたやってたの?」ってなって。そのくせ1stじゃなくて、キーが合わないって申し出たら、なんだか風潮的に1stはトップと呼ばれているらしく、華やかだから新参者は入れて貰えなくて。
合わないキーで歌えない事もないけれど、私は体を鍛えるためにも加齢によるキーの下がりをとてもきにしているからこそ合唱に赴いた・・・という理解はされなかった。
別に人より出来るとは思っていない。ただ、これまで、めっちゃくちゃしごいてくれた先生のご期待には応えて来た生徒です。それだけです。
でも・・・今日も、なんだか、浮いていた・・・おもんない。
また、孤立感。
どこにも入れない。誰とも通じない。
ブログだって、みなさんが興味を持つようなネタを書けるわけでもないし、
有名人でもタレントでもなんでもない。
・・・それにしても、この孤立感、疎外感、ハンパ無い。
思えば小さいころから、どこかしら浮いていた。
私の不器用は血のにじむような努力で埋められています。
発達障害を知っていたら解る事。
でも、それと、これとは違うようで、
やっぱり、ひとりぼっちの感覚がいつまでもぬぐえない。
なんだか・・・努力をすればするほどに、心が疲弊して、誤解されて、それでお教室の御月謝はらって(学費もだけど)、
・・・もう、こころは粉々。
私、真面目なだけで、音楽が好きなだけで、夢中になって、天にも昇る気持ちで、歌ってみて、
ちゃんと曲の始まりと終わりは聴衆(先に正規に通っているみなさん)に、お辞儀したり、色々したよ???
・・・それでも、なんだか、しーん・・・
帰りにエレベータで年長者のジャズを愛聴していたとおぼしき、男性と女性が、
「あなた初めての体験であれだけ歌って声でてたわね~♪何かやってたの?」と声をかけてくださった。
『あ・・・はい・・・・高校生の時に合唱を・・・』
「だったら、基礎が出来ているから、大丈夫よ。またね♪」って。
・・・ちょこと救われた・・・
あのね、競争原理に巻き込まれるのとっても嫌。
本格的なジャズは初めてだから、それで一生懸命になっていたのに。
「自分の正式なキーまだ解らないんです」”しらなくていいわよ、曲に依って違うんだから”といいながら、移調の話も出ていたし、
なんだか、やっつけな、矛盾だらけの授業のように思えた・・・
八代亜紀さんと、JUJUさんと、スピードの島袋ちゃんのは、聴いちゃダメ、って。あれがジャズと思われたらたまらない、って。
教科書は、納浩一先生の教本だった・・・大好きなミュージシャンのお一人。
本だけで、いいような気がした。
いつか是方さんのホストで、ジャズナンバー一曲セッションしたい夢があったんだけどな~・・・
めっちゃ、哀しい。
何度探してもあらへん・・・
それにしてもええけど、人をよく言わない人、多いね。
先生が言うのを聴いて、どう反応していいか、解らへんわ・・・
なんか、こころがしんどい・・・
しんどいなあ・・・