うすぅ~く、
うすぅ~く、
下から新しいそれ。
小さい頃に、初めて顕微鏡で、
露草の気功(口)を見るために、
葉っぱの裏の薄皮を、
ピーリングしたカンジ。
そうしてピーリングされた薄皮をプレパラートに挟んで、
光を下から反射で当てて覗く細胞の宇宙。
愛しい。
今まで有難う、って感謝の念すら沸いてくるカンジ。
今回の薄皮は特に時間がかかって、人生でも一番大変だった時期でもあって、
人から見たら、ただの薄皮だけれど、
愛しくて愛しくて仕方ない。
その薄皮が息をしてくれていたから、その下の細胞が生きてた訳で。
光合成とか出来てた訳で。
たまねぎの薄皮も見たなぁ。
顕微鏡、昔は高価で、理科の実験道具はみんな憧れで…
なのに大学では何故か白衣を着なくなった。
身を護る被服なのに。
たぶん大学受験失敗して、人生そこで断絶して、それまでの人生も否定したんだと思う。
当時、両親は学部の銘柄や登場して直ぐの偏差値で人を見る価値観を何処からか入れられていたから。
本当は旧制の特徴を知って、その大学に受け継がれている得意な分野を知って、あるいはどんな専攻の先生が在籍しているか知る、
今でいうオープンキャンパスみたいなものがあって、子どもの特性を考えて相性がいい所を受験した方が、
今も問題になっているミスマッチを出来るだけ防げたのにね。
余計なストレス、無かったろうに…
評判なんかをメインにするから…
薄皮、か…
ミクロの宇宙に旅したら答えに出逢うかもよ

案外、人生の答えだったりしてね

物理的にマクロな皆さんが宇宙と呼んでいる宇宙もあれば、
ミクロの世界に行けば行くほど相対的に宇宙になる電子顕微鏡でないと見えないそれや、
更にまだ写し出せる機械が無いナノやピコの相対的宇宙

どっちも好きだけど私は相対的極小宇宙が好きかな

初めてお月さまを見た感動より、顕微鏡で薄皮を見た感動の方が桁違いに感動したもん

没入タイプのリケジョです

だから妖精さんは好き

お花も雪柳や沈丁花、金木犀…茉莉花(ジャスミン)…
そうして最近は枝下ているのが、風流で

ソメイヨシノが散ったピンクの絨毯に、
待ってましたとばかりに枝下桜登場

今年は円山公園にでも行ってみようかな…
人がいっぱいだろうかな、息子というボディーガードさんについていってもらお

薄皮、されど積年(昔年)の薄皮。
いと、をかし
