お姉ちゃん辛そう…
思春期以降の子どもには、
見守り型応援…
あ、小さい時と一緒か(笑)
でも小さい頃って、
自分も若かったし、
いざとなれば担げたけど、
それって実は大きな違い。
パーソナルスペースだっけ(笑)
…でも、まぁ、夜中に書いたように、
生きるって多かれ少なかれ、
多種多様の矛盾を抱えて生きる…
あ、また話が重くなるよ(笑)
お姉ちゃんが頑張れるのは、
明日ライブがあるからです。
昨日私は中身は今のまま、
外見は今生を離れる直前の、
要介護の寝たきりになっていて、
何故かとなりのベッドに、
小学校に入るか入らないかの特定疾患と闘っている女の子がいて、
ある日その少女が目をキラキラさせて、
『元気になったら逢いに行きたい

聴いた事の無いグループ名のアイドルらしい。
けれど響きから、
私は入れ歯も無い全部歯の抜けた痩せた口で、
「…じゃにぃ…ず?」って訊くんだ。
少女は点滴の管や、
呼吸補助の管を鼻に装着した姿で、
憧れのお兄ちゃんの写真が入った、
可愛い写真立てを見つめながら、
『うん

って言うんだ。
たかがアイドル、されどアイドル。
少女の今をそうっと最大限に生きる、
その種となる。
そのキモチって必要なんだ、と、
不思議な姿になった、
もう先に旅立つはずの、
40歳くらい歳上のシングルマザーの先輩である伯母に、
まるで自分の親に声をかけるように、
ベッドで声を掛けられて、
お世話を受けている私がいました。
私もそういうキモチ、
大切に大切にしてた。
大切にし過ぎて、
誰にも言わないで胸の中に潜めて秘めて。
未だコンサートに言った事の無い、
現実は退院出来る日が来るかどうか解らない少女が、
その日を夢見て想像して、
目を輝かせてる。
私は中身は今だけど、
身体はそういう状態で、
少女と同じか、否、もっと確実に、
夢見るよりは懐かしく、
人生を振り返り、
大人から見たら、
儚く映るその夢が、
少女には命と同じかそれ以上に重みがあるもので。
…素直じゃないね(苦笑)
その少女は、かつての私。
不思議な姿の人は、今かあるいは将来の私。
儚い夢で命を繋いで来たから、
自分が育った憧れの人に、
見守られながら、
人生を閉じたい。
誰かは言わない。
でも、たったひとり。
何だか振り返って見れば、
臥せってた時間の方が長い人生だなぁ…
こんなに生きるの不器用なのに、
どうして命があるのかな…
儚い夢は潰えそうなのに、
臥せってばかりの人生は、
どうして今のところ繋がってるのかな…
自分のしたい事なんて、
色んな事情で諦めざるを得なかったからかな…
憧れの人は、
私が潜めて秘めて持っていた夢を、
実現した人なのかもしれない…
重ねてるんだね。
皆に愛されてるその憧れの人のように、
活躍して貢献して愛されたいんだよね。
だって、動けないんだもん…(苦笑)
身体もそうだけど、
子ども達、育てなきゃ。
でも、私の中の、少女の私は、
写真を見つめる少女と一緒。
ホントは勘づいてるんだ…
もしかしたら、叶わない夢かもしれない、
って事。
それでも夢見て愛して生きる。
憧れの人が、哀しまないように…

…それだけだよ
