どうも、息子の調子が上がらない。 夕方から急に寒風が嵐のように吹きすさび、慌てて洗濯物が飛ばないように取り入れた。急激な気圧の変化。
関係ないと思いたかった。でも調子はぐんぐん下降線。「どうしてこんなに辛いの?」とまたパニックを起こした。
落ち着かせるためにも、数理の世界にいざなおうとしたけれど、そうではなく、彼はやはり手を止めて、絵を描きだした。
「ダメだ。僕、絵を描く。」
こういう時、彼の絵は、激しく変化する。 バーストする成長のようなもの。
さしずめ、超新星爆発みたいなもの。
これまで見たことのない、タッチと構図を見せてくれた。
そうして「ごめんなさい。どうしても身体が動かない。(GABA受容体に効く)コンスタン、一粒ちょうだい・・・」
そうだよね、私もそうだもん。踏ん張ろうにも、それすら出来ないよね。
大好きなデミグラスソースのオムライスを平らげて、そうして息子は布団にもぐりこんでいった。
食欲があって、ヨカッタ・・・よく休んでね。
予感がして、学校に交渉しておいてヨカッタ・・・
正直、そんなに苦しいなら、学校辞めてもいいよ、って言ってある。
でも、彼は、小さい時にからかわれたままの自分を払しょくできない事実に苦しんでて、悔しがってて、
絶対首を縦に振らない。転校も何度も何度もすすめた。でも、やっぱり首を縦に振らない。
「入った学校で卒業する。 僕を虐めた子とも、御別れしちゃうから。」
御人好し、っていうか、自分を虐めた子の心の傷に、自分より優先して、想いを馳せる君。
心が美しくて泣けちゃうよ。
アンパンマンの顔じゃないけれど、心を、想いやりを、人に分け与えて生きているんだね・・・
休んでね、ホント、休んで。
試験を受けたい、っていうから、心を鬼にしなくちゃイケナイ部分がある。
私は、神様に、何を、しごかれて、試されているんだろう・・・
人を想う心のバランスが取れない・・・
ひとやすみ。
温かくして、やすんでね。
お姉ちゃん・・・仕事終わって御友達に逢いに行った・・・急に寒くなったのに・・・古傷痛むはずなのに・・・
無事で帰って来て欲しいなあ・・・
心配したら怒るから、祈って、さり気無くしていないと・・・
お家、温かくしておこう。
まーちゃんも。