
今日は診察日でした。ちょっと色々あってドタバタしましたが、久しぶりに独りになれました。今日は新患さんが少なくて(先週は予約していたのに二時間待ち)直ぐ呼ばれて、びっくりしましたが、それでも対応して診察に当たれたのでヨカッタと思います。
選択的セロトニン再取り込み阻害薬→(せんたくてきセロトニンさいとりこみそがいやく、Selective Serotonin Reuptake Inhibitors、SSRI)をルボックス(Luvox®)→フルボキサミンhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%AB%E3%83%9C%E3%82%AD%E3%82%B5%E3%83%9F%E3%83%B3

からレクサプロ® (Lexapro®) →(エスシタロプラム (Escitalopram)。選択的セロトニン再取り込み阻害薬 (SSRI) と呼ばれる第三世代抗うつ薬の一つ。)→http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%82%B5%E3%83%97%E3%83%AD

に替えたのです。
これを服用する時間を調節すると、コンスタン→(アルプラゾラム (Alprazolam)。ベンゾジアゼピン系の短期間作用型抗不安薬および筋弛緩薬の一種。半減期は約14時間。→http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%BE%E3%83%A9%E3%83%A0)を服用しなくても安眠できるようになりました。

薬剤部のあやちゃんに質問しました。セロトニン受容体やGABA受容体の話を図で示してもらいました。

とても親切で解り易かったです。
そうして「そんなに熱心な患者さん初めてです。質問して下さって嬉しいです。」と言ってくれはりました。
自分の事、自分の体の事、自分に使われる薬の事、解らない方が私は不安です。私は薬学部受験を怯んで出来なかった人間です。直前に履修に動物実験があるのを知り受験出来なくなりました。薬剤師になる事を強く希望していた親からは、受験料がもったいないとかなり叱られました。
でも、あやちゃんもそうだったんです、って。初めてのラットの実験で、「こんな私のために大切な命が実験に使われるなんて・・・」と号泣して授業を受けられず逃げてしまい、そのまま一カ月ずっと眠れなくなってしまったそうです。あやちゃんそれでも薬剤師になっています。よぉ~く頑張りはりましたね・・・よく耐えたね。
で、あやちゃんが「似ていますね。こうして参考文献や薬の辞書で構造式などを理解する分野を”薬理学”って言うんですよ。そういう本がありますよ。」と教えてくれました。
薬学部が無理って解って理学部に受験をシフトした私です。子どもの認知の研究も、行きつく先は「生理学」でした。よっぽど私は「理学」の人間なんだな、って思いましたし、そういう薬剤師さん初めて出逢いました。あやちゃん有難うね。これからも宜しくです。
あやちゃんの持って来たお薬の辞書、本当に分厚くて、これを学ばれたんだぁ~・・・って思ったら感服しました。
目のクリクリっとした可愛いお嬢さんです。
私も帰宅して、数学を解き直しています。息子に教え直す目的もありますが、何より息子を通じて息子の高校の数学の先生にもう一度数学を習っている感覚です。自分が自分に還る道程のような気がします。
以下、参考文献ですが、私はwikipediaは全部を信用していません。
必ず医師や薬剤師など専門知識のある人についてもらって、正しく今日本の現状(薬事法や厚生省の認可など)に即してアップされているか、情報の選別をしてもらい、信じていいものについてのみ、取り入れています。
アメリカの事例をそのまま日本語訳して全部貼り付けているページもありますので、それは皆さんもご留意されて、うまく情報を取り入れて下さい。
※その他参考文献※
光学異性体(エネンチオマー・ジアステレオマー)→http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%89%E5%AD%A6%E7%95%B0%E6%80%A7%E4%BD%93