お姉ちゃんも落ち着いて来ていない最中、
不思議君がここに来て思春期突入。
あーだのこーだの屁理屈ならべて一筋縄ではいかない。
頭では成長だと解ってる、だけど、
孤軍奮闘しているだけに、もたない…
精魂尽き果てそう…
明日は早朝から彼の局面を迎えるにあたり、
様々な関係者がパラレルで動くというのに。
それは自分の望んだ事じゃ無いというなら、
今の中等学校教育という意味では器も機能も能力も、
互いに相容れないんだから、
素直になれないから、
とっとと辞めて某か就労すればいい。
自立も何も出来ていないのに謙虚さもなく、
自分が今の立場に甘えてしまっている…
本音を言うと他方優先じゃなく、
私が私の治療に専念したい…
もしかしたら人の数だけあるステレオタイプの母親像なんて、
強迫的に押し付けられたくもないし、
潜在的にそうしてしまっていると気づけない人には、
自省内省しない人には、
特に身内には幻滅してしまう…
もう数多の用事と期待と責任を、
必要以上に押し付けられるのは嫌だ。
夜に気晴らしに出た四条河原町で同志社の修士課程に留学している男性に声をかけられた。
彼の奥さんが逢いに日本に来たけれど自分は自転車で行くから、
もし少し前後したバス停で降りるなら彼女を誘導してあげて欲しい、
との事だった。
もちろん英語で話しかけられて久しぶりのカタコト会話に、
戸惑ったけれど久しぶりに異国で再会したご夫婦に対し、
引き受けるのは私にとって嬉しい用事でもあった…
息子は言葉も想いも解っているのだろうか…
実際、男性に声をかけられたのは息子だ。
カタコトも会話が出来なくて、
たまたま英語だったから、
息子もそのご夫婦も双方困っていたので、
何もしないではいられなかっただけだ。
ご夫婦は他人であるが故に大変感謝をしてくれた。
悲しい事に私は厳しい親に育てられてしまったために、
常日頃から『親しき仲にも礼儀あり』と、
特に母親には親しく甘えた事が無かったので、
彼女がしてくれた事には他人を賛美するように、
お礼を申し述べ言動を制御して育った。
残念ながらその感覚が顕在してしまった。
…苦しい
