これまでに経験した事のない胸の激痛。
驚いている間に、その場に倒れてしまいました。
痛くて息出来ない。
家族を呼ぶ事も出来ず。
枕元の携帯電話でホームドクターに電話。
けど話せない・・・カタコトで、これは!と思った受付のDさんが、
先生を呼ぶ。
御医者さんが、電話に出てくれて。
「大丈夫か!?」
(・・・い・・たい・・・むね・・・いたい・・・れす)
「様子見て、痛み引かなかったら、救急車!解った!?」
・・・・。
しばらくするとマシになって、でもずっとうずくまってて、
そのうち気を失って。
気付いても、ずーんとしたのは、あって、ろれつ回らず、夜診にかけて。
また声が出せずにいたら、
(・・・あの・・・やしん・・・いく・・・ほうが・・・いい・・・)
「もうダメ、呼びや!頑張ってここに来ても転院やから。」
(・・・へ・・・いや・・・こわい・・・やだ・・・)
「言うてやれへんのやから。人はいつかそういう時が来るんやから。」
(・・・こどもの・・・・できる・・・・じぶんの・・・やだ)
「僕に連絡してくれたらいいって、伝えて。出来る?119出来るか!?」
(・・・どう・・・しても・・・?)
「どうしても! 子どもいるんやから、余計にせんとあかん!!」
(・・・電話するだけ・・・?)
「相手が話す通りに、答えたらいいから!頑張れる!?」
(・・・・やだ・・・よぉ・・・・)
その後は、なんだかんだで、自閉症スペクトラムのきつい息子が気付いてくれて、
ついてきてくれて一生懸命。
それも心配で、余計に苦しくなって、なんだかよくわからなくなって、
救急車の中で見事にパニック発作も併発。
救急隊員さん、今回のオジサンは、優しかった・・・
で、途中で過呼吸になって、で、それで・・・一気に脱力して、解らなくなった・・・
どこかについたみたい。
えっと・・・
「目開けれる?」(・・・・ふわ・・・ひ・・・?)
「話せる?名前は?」(・・・○・・・☆・・・)
話せない・・・
よくわからない・・・
ただ胸が痛くて苦しい
・・・これまでにない痛み。
どれくらい経ったか全く解らない。
ただ、京都府立医大、ということは、教えてもらった。