誰かと繋がっていたくて携帯握りしめてた


個人メールなんて来るはずもなく


繋がっていたくて眠りたくない



眠ったら二度と目覚めない気がして



お別れな気がして



なのに辛くて踞って脂汗かいてるから、



不思議君が見てられなくて、


私を墜とす



引き離される



娘を生む時ね、



手術のトラブルでね、



一回あっち行きかけてるんだよ。



手術室のスタッフが、



どれだけ痛くて辛い事をしても、



身体が動かないんだ。



そのうち、



もう好きにされちゃうんだな…


って思ったら、



痛みや辛さや全てが無くなった。



どれくらい経ったか解らないけど、



またあの強烈な痛みや苦しさが襲ってきた。



(私…生きてる…んだ)



って一瞬思ったら、



あとは壮絶な痛みと苦しさだけだった。



気づけば何本もの管に繋がれて、


ただ痛くてただ辛くて。



私にとって生きる事は壮絶。



楽はお別れ。



痛くて辛い時は死にたい。



でも寂しいし、



お母さんだからダメって。



じゃあ、私の父方のおばあちゃんは、



父が四歳の時、末の妹を生んで死んじゃダメだったよね。



その妹も小学生で死んじゃダメだよね。



どうして私は生きてるのかなぁ。



解らないよ。