コレ↓

クラブジャマーズは、未だ誕生して間もないハコ。だから一生懸命。鈴木ミサちゃんが頑張ってブッキングしているよ。彼女はピアノの弾き語りさんミュージシャンさんです。
事務所とは別で連絡して、女性が直向に頑張っているのを見て、是非、ってチケットをジャマーズさん直で買ったんだ。
体調の事、御話したよ。隠しても仕方ない話だからね。「身体は持って行けないかもしれないけれど、心の居場所が欲しいから、座席用意して下さい。」ってお願いした。
それでも本当にミサちゃんにも逢いたかったし、勿論メンバーさんやスタッフの皆さんにも逢いたかった。
高崎は初めてだったから、出逢いも欲しかった。ファンの皆さんとも交流したかった。だから、頑張って、色々調停して、新幹線に乗る準備も全部出来ていたんだけど、心が竦んだ。
娘の事も、息子の事も放っておけなかった。もうスッカリ親離れしてる彼ら。けれど、私はいつまでも、自分だけが楽しむというのは、出来ない。
娘や息子が楽しむのを待っていたりするのは出来るんだけど、自分が(特に自分だけが)楽しむのはなんだか罪悪感があるんだ・・・。
今日は七夕。そうだね、カシオペアは星座の名前だから、素晴らしいブッキングだね。素敵な夜になると思います。
当然、今日のセットリストは知らないのですが、
私がカシオペアのナンバーでも今年に入って、ずっと脳内ヘビロテしているのは、スーパーフライトのTEAR OF THE STAR。(この動画はDUNEと一緒に入っているけど)
渡辺貞夫さんと共演した時の音源 ↓
野呂一生さんの作編曲です。ASAYAKE,TOKIMEKIなどポップな曲が有名になってしまったけど、私はずっと彼のMELLOWなナンバーが大好きで。幻想的な夢の世界へ誘ってくれるその曲にすっかり心を奪われた少女でした。
野呂一生さんの曲の特徴は、転調を繰り返しながら、壮大に広がる空間を表現されるところ。このあたりからもう、気付けば涙があふれて来る。そうして、ふ、と、落ち着くようなエンディング。溢れる想いに、ちょっとだけ火をつけて、感情が高ぶって、そのあと、泣き疲れた心をそうっと静かに静かに眠りに導いてくれる。そんな世界観に恋しました。おませさんだったと思う。
時代は流れ、デビューから35年を迎えようとしているカシオペア(現:カシオペア3rd)。けれど、私にとっての野呂一生さんは、根底が変わっていなくて、ずっと優しい人。溜まった想いを吐き出させてくれて(私にとっては涙だけど)、そうして、そうっと安らかな眠りに誘ってくれる人。
だから、逢いたかったんだけど、まだ、逢える自分になっていない気もした。今の時点では、まだそれがいつになるか解らない。
野呂さんの曲が恋しくなる時ってね、家族(子ども達の事じゃないよ)と上手くいっていない時なんだ・・・。私ね、子どもの頃から、今でこそカミングアウトするけど、精神世界とか、宇宙とか、見えないものへの憧れとか、ミクロの世界とか、自然とか、言霊とか、色々感じる子でね。
超現実主義の母とは、まったく合わなくてね。子どもだから、合わない、という表現じゃオカシイよね。理解してもらえなくて、怪訝な顔をされたり、叱られたり。育てにくかったらしく、抱かれた記憶が何にも無い。無いの。
自死念慮が強い時期ってね、私の身体や魂が先に旅立ったら抱いてもらえるかな、って思った結果の事だったように思うよ。
私は、ずっとずっと、親に愛されたかった。特に母にね。
だけど・・・変な意味じゃ無くて、もう、諦めた。そうして、また揺れて、また親離れする。その繰り返し。
だから、ずっと、ずっとずっと、心は孤独だった。私は発達障害で自閉的だそうだけど、もしかすると、自ら閉じた気もするよ。子どもにとって親は絶対的存在だからね。
そんな痛みきった、傷つききった心を、ふんわりそうっと救ってくれて、夢の世界へ連れていってくれていたのが、野呂一生さんなんだ。
だから、心がもし還るところを、私ももっていいのなら、野呂さんの世界観の中へ入って行きたい。そこしか還る所、無いんだ・・・。
だからこそ、ちゃんとお母さんして、子どものケアして、それで在る程度大丈夫、って時期に、堂々とライブ行くよ。
今は、不思議君の試験前だし、彼は通信制になったけど、同じく心を閉じた状態なので、まだ私が教えないといけない状態。高校の勉強は、私も思い出しながらだけど、それでも他に代わりがいないんだから、私がしないとね。
子どもが不安な時に、放置する親でありたくない。私は・・・耐えていたけど、こんな想いは、私だけで充分なんだ。だから、子ども達が最優先だよ。
心が元気になったら、行くね、野呂さん。