誰か落としたのかな、困ってないかな、って気が気じゃない

だけど、誰も動かない。
バスの真ん中の通路のこれまた前方でも後方でもない中程の位置。
『ね、不思議君、拾ぉ?』
「どうして?」
『…。』←どうして、という返事がもう理解不能。
寡黙な時間が過ぎる…
雨に降られた靴でいっぱい踏まれた一日券。
何だか色んな事が悲しくなって拾った。

日付は26日。 一瞬、困って挟んでみた。
でも、やっぱりそのままにして置くのは出来なくて、
下車バス停直前の信号待ちで運転手さんに申し出た。
『あの、落ちてました。今日のじゃないみたいですけど…。』
「あ、ゴミですね。」
『え? ゴミ…? でもゴミってゴミ箱に捨てるんじゃ…』
しーん、とするバスの中。
あれ。
ワケ ワカンナイ(T_T)
困っている人がいるんじゃないか、
とか、
ゴミならゴミ箱とか、
あるいは、何かの拍子にポケットから落ちたとか…。
私は困っている人がいるかもしれないから、
を一番気にしたけど、
私がそうするまで誰も何もしなくて、
それが今のフツーで殆どなら、
ごめんなさい、
私は適応不能。
ごめんなさい。
ワタシ オカシイ ノカナ…
(T_T)
アイデンティティー崩壊気味

どうしてミスドで合わせてへったくそな歌を歌っていいと、
自己判断できるんだー!!