空色の折り鶴。 | ♪よこしま☆ちゃんの日常♪

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~ ゆるゆる生きる ~

昨日ね、赤ちゃんがね、市バスの中で大号泣しちゃったの。ホントすっごい泣いてた。

外国から来たお父さんとお母さんとに連れられて。まだハイハイできるかな、ってくらいの赤ちゃん。

いっぱい泣きだしちゃった。お父さん抱っこひもでゆっさゆっさ。ゆっさゆっさ。まだまだゆっさゆっさ。

ちょっと泣きやんだ。・・・・と思ったら泣き出した。もっと大きく泣いちゃった。おとうさんゆっさゆっさ。もっとゆっさゆっさ。

ちょっと泣きやんだ。・・・・でもまた泣き出した。お母さんに交代した。ちょっと泣きやんだ。

私はリュックに封筒が入っているのを思い出した。急げ急げ。ダメ元で急げ。手で破いてビリビリビリビリ・・・・

折って折って、また折って。それこそ祈るキモチで折った。今折れるのは鶴さんと蛙ちゃんだけ。

鶴は小さい頃、お母さんに教えてもらえなくて、色紙を買った裏についてた説明書で。蛙は子ども達が保育園児の時に保母さんが折ってくれたそれを開いてみて。

赤ちゃんは女の子か男の子か解らなかった。どっちにしようか、と思ったけど、ここは京都。鶴にしよう!って決めた。

どこで降りるんだろう、急げ私!!!! 出来た!!!!

息子に荷物を全部預けて「待ってて。ダメ元!!!」そうして近くにいって、

「Excuse me. If you OK・・・・Please・・・(//・_・//)」としか言えなかった・・

赤ちゃん、じー・・・って見てた。不思議そうだった。まだ掴めないのかな・・・

お母さんが『Oh, Thank you !!!』って言ってくれて、貰ってくれた。

すると、赤ちゃんがそれを欲しがって、手に取ってくれた・・・ぐちゃっってつかんで、興味津々で見てくれた!

泣きやんでくれた・・・・ヨカッタ・・・♪

お母さんが安心して心を許した人に、子どもが心を許すのは、発達で学んだ・・・のを思い出した。

ヨカッタ・・・♪ 5か月ごろになって、人見知りが始まって、お母さんが顔は笑っていても、心を許していない人も、赤ちゃんは察知する。

潜在能力に気付いていないのは大人だ。

ご家族さんは、清水道で降りられていかれた・・・日本人なら、もう一度こっちを見て会釈して、降りてからも御辞宜をして・・・だと思うけれど、

文化観の違いだろうし、赤ちゃんが泣きやんでくれて、お父さんとお母さんが困らなくなってくれて、

そんな事は二の次だった・・・赤ちゃん泣いていないみたいだった。なんだかホッとした。

空色の折り鶴。ちょっとは役に立ったみたいかもしれない・・・♪