三条に行きまして、余りの人の多さに、ちょっと辛くなりまして。
JEUGIAさんの弦楽器専門店、APEXさんに逃げ込ませていただきました。http://sanjo.jeugia.co.jp/strings/
丁度、弓の修理・調整をされていました。一カ月に一度来て下さるのだそうです。
初めて見ました。最初ちょっと戸惑っていらしたんですけど、
私が余りに不思議がり過ぎているかもしれないと思ったので、
「すみません・・・たぶん、幼稚園児のままなんだと思います。特に、好奇心が・・・^^;」
って御話して、ごめんなさいしていたら、面白がって下さって、いっぱい説明して下さって。
とっても興味がある事だったし、ナニってクラフトマンさんだし、すっごい、すっごい!って思って。
そうこうしていたら、お名刺までいただきました。
http://www.otoya-violin.com/
熊野さん、とおっしゃるそうです。
「その感性、大切にして下さいね。」と言っていただきました。
APEXさんでは、他にビオラの点検をされていました。ビオラは筐体によって、大きさが違っていて、それによって価格設定が違うのだとか。
その後は、ギターのコーナーへ。いつもの年長の背の高いおじさまが対応してくださいました。
いい調律師さんとはどういう人をいうのか、音階の上が好きなお客様なのか、下が好きなお客様なのか御存知なのだそう。
おじさまはギターの人なので、その都度、それを調整されるのだそうです。
鍵盤楽器は調律の際にテンションを決めてしまうので、絶対音になりますね。ハープもそうだと思いました。
けれど、縦じゃなく横の弦の楽器は違う。七色というか玉虫色というか調律がシームレスだから無限に組み合わせられる。
シンプル構造ながら、横構造だから出来る事。
弦もスチールと間違えちゃって^^;低音の3弦はコーティングの上に巻き付けているだけで中味はやっぱりナイロンなんだとか。
で、御話していると、そのおじさまにも、熊野さんと同じような事をおっしゃいました。
よく解らないけど、有難いです。
でも・・・不思議な事に、耳が変わってしまったのか、高音がナイロンの音・・・前みたいに好きじゃない。
求めている音じゃなくなっていました。
どうしてかな・・・ギター違うのかな・・・前にそのおじさまがロマンスを弾いていらしたのは違うギターなのかな・・・
いや、違う。兎に角、高音のナイロン弦の音、好きな音じゃ無かった。
同じナイロン弦でも違うからなのかな・・・
う~ん・・・音探し・・・せずにはいられない。
音の粒、違う。好きな粒じゃない。
おじさまには、言えなかった・・・
求めている粒。どこですか?
ずっと逢えていません・・・。
逢いたい・・・あの音の粒。