
ブログのメッセージ欄にアップしました。幼稚園の頃に読んで以来、心のバイブルとなった『だるまちゃんとてんぐちゃん』という絵本です。
転勤族だった父について東京は中野・野方という土地に住みました。幼稚園では園長先生や白石先生以外は辛かった想い出しかありません。立派な茶室もあったけど教育も素晴らしかったけど、
遠足で転入生の私の手をずっと話さないでいてくれたゴツゴツの手の葉っぱの御笛が上手な園長先生と、動物のお世話係を一生懸命にしていたのをずっと解ってくれていた白石先生です。
転入生に対する子どもながらのイジメもありました。親は能天気に私学に行かせて、ママ友の御付き合いで内的に意識しているのは何となく解っていました。
芸能人の子どもさんも通っていて、特別扱いする大人も子どももいっぱい見ました。子ども心に何かの概念に基づく優劣がこの世にあるんだと、ぼや~んと知ってしまった時期でもあります。
そんな頃、絵本を一冊持って帰っていい習慣がありました。色んな絵本を読んだけど、一番印象に残っている絵本です。
検索するようになって久しいのに、作者で作画もされている加古 里子さんについては、調べていませんでした。
てっきり児童文学者かと思いきや、工学博士、技術士(化学)のご出身でいらしたんですね。
エンジニアならではの多種多様な対象への細かな観察力と創意工夫力が絵本になっています。
もしかしたら、この時の目線が、私のリケジョの源かもしれませんね。
今は素敵なサイトもあるので(『絵本ナビ』http://www.ehonnavi.net/)是非覗いてみて下さい。
『だるまちゃんとてんぐちゃん』もここにいます。そして、加古里子さんが描かれた(書かれた)絵本も他にも揃っているようですね。
けれど・・・私は、他の絵本は今の所読むつもりはありません(苦笑)
相変わらず、『だるまちゃんとてんぐちゃん』一筋です

だるまちゃんに頼まれた難題をだるまどんが解決していきます。わくわくします。
こういうやさしさが私が求めている事なんだと思います。
工学博士さんだったとは・・・還って来るんですね・・・
だから、私は、ものづくりをする人に惹かれるんでしょうね。
人生の合点がいきました(苦笑)
結論:よこしま☆ちゃんは、ものづくりするひとがすき

自分のことを自分が初めて知りました。
そういう意味では、今日は記念日かもしれませんね。
緑の日。昭和天皇のお誕生日。