精神的に不安定になっちゃいました。
一昨年、佐世保で出逢った、野呂さんのファンの女性から、
突然メールが来ました。
そう言えばメルアド交換したなあ。
猪突猛進型の人でした。
安達久美ちゃんのサポートでラグの津田社長がいらしてたので、
対処をアドバイスをもらいましたが、
今度は津田社長に二時間、久美ちゃんへの想いを語られ、お電話で耳がいたくなりました。
しゃべるだけしゃべったのは社長なのに、
「僕明日あるから」とまるで私が捕まえて離さなかったみたいな風に持って行かれました。
全く意味不明でした。矢は先が必要、つまり、必要条件も十分条件も、そんな概念は通用しない世界がある事を知りました。
そりゃ二時間話を聴いても意味が全く解らないはずだ…

カオスな世界。数式で表現してくれたら、あるいは、整合性の取れた秩序ある対話にしてくれたら、
少しは混乱がマシだったろうに…。
訳が解らなくなったので気分転換に駅前に出て、
夜風にあたりながら潮の香りとお月様とに癒されてました。
いま思うと夜中にひとりで外出したので危なかったなあ…って反省しています。
で、その人は何を言いたかったかというと、
最近パソコンが直って知ったけれど、
カシオペアのキーボード向谷実さんが脱退して、かなりショックだ、と。
ちょうど去年の今頃、発表になったのを思いだし、
彼女の残念な想いをお聴きしました。
タイガースのように(←てっきり阪神タイガースかと思った

確執を乗り越えて欲しい、と。生きている間に初期メンバーを見たい、と。
は~…。
これには色々みなさん思うところがあるので…。
私はいま事情があってファンクラブを自主休会しているので、
事務所にお伝えする事も出来ず、どうにも出来ず、
よく考えたら私はスタッフでもないので、
何だか辛くなっちゃった次第です。
震災の後でラグで同じような事を野呂さんに直接お願いしたファンの男性もいました。
同席させていただいていたので、しかと聴きました。
直前にキャンディーズのスーちゃんが他界された時期だったので、
皆の命があるうちにファンの願いを叶えて欲しい、と。
ですが結果はメンバーチェンジでした。
ファンにはどうする事も出来ないのだと知りました。
お気楽ギグの時にマネージャーの高橋さんに懐かしいお話を聴きました。
第一期の頃、中野サンプラザで連続6日講演をカシオペアは達成したそうです。
天野さんもそれは神業だ、とおっしゃってました。
だけどそれには秘密というか素敵な話があって、
色んな事情で行って直接音は聴けないけれど、
せめてチケットを買う事で応援したい、と願った多くのファンの皆さんが実現して下さったとの事。
感動しました。カシオペアを支えようと応援しようとそれほど数多のファンが実現したという事実に。
確かにメンバーもスタッフも神様の様な技とセンスと努力を持ち合わせています。
だからチャンスも舞い降りたのでしょう。けれど、本当は、
勝利の女神様ではなく、ドラゴンボールでいうところの一般市民の皆の元気玉、
つまりファンの皆さんの地道で工夫を凝らした応援が世に出る礎になって下さっていたのではないかと思いました。
カシオペアの第一期は私は中学生とかでアルバイトも出来ず、
お小遣いも無くFMラジオでライブ中継を聴くしか出来ませんでした。
想像でNHKボールの観衆に紛れリアルでライブを楽しんだつもりで、
それが生き甲斐で日々の辛い事を乗り越えていました。
あの頃、そういう形でカシオペアを支えた事実があるからこそ、
今でもカシオペアは活動の場があるのだと思います。
そういう意味では、野呂さんや鳴瀬さんの決めた事かもしれないけど、
あの時に一生懸命に工面したお金で聴きに行けないライブチケットを購入して下さったファンの皆様の願いは、
エゴを超えて実現していただきたいし、あの時に少年少女の憧れだったアーティストさんが、
今生の最後にする事ではないかと、若輩者が裏の事情も知らず書かせていただきました。
でも、ファンには裏の事情なんて本来関係無いはず。
純粋に憧れて純粋に応援してた。
その気持ち、心、どうか、それこそ、神様に届いて欲しいです。
今日の彼女の文面を読んで、あの頃の少年少女を蘇らせて差し上げて欲しいと思いました。
こんな拙いブログ、野呂さんも事務所関係者も読んでいるとは思わないけど、
書かずにはいられなかった。
マネージャーの高橋さん、教えて下さって、覚えて下さっていて、有難うございます。
やっぱりアーティストはファンあってのアーティストだよ!!
原点回帰。
今直ぐにとは言わない。けれど時間が有限であるのもまた事実。
行く末を見守りたいと生意気ながら…
いえ、人生の先輩の背中を見せていただきます!
なおかしこ。(ここが着地点だったんですね…)