お昼過ぎから雪


強風と相まって。


不思議君の資料を取りに行こうとしたら、


街中の人混みがトリガとなって、


親子でプチプチパニック(^_^;)


福寿園本店さんに助けて貰いに行きました。


お茶室がありはるんです。


おうすを立てていただきました。


お作法を教えていただくうちに、


落ち着いて来ました。



謙虚の美徳。



なんだそうです。



茶道は融和でありますが、


その実本当に計算され尽くした、


大変合理的な形式美とも言えましょう。


掛軸もお花もお香も見事に全体の一部となってはります。


中庭の石も然り気無くただ置かれているけれども、


その実計算された切り出し方。


薄く水が溜まり鏡のようで、


舞い散る雪が溶けて消えて行きました。


大変素敵に景色を愛でさせていただきました。


御手前も大変結構でございました。


今となっては非日常となってしまったように映りますが、


ただ住ませていただくだけで、


京都は芯の強いたおやかな女性として、


育ててくれはる気がします。


四条河原町から堺町あたりを経て、


これまた河原町通りに戻り、


河原町出町柳から、


東山御影あたりまでずっと歩きました。


相当な距離ですね、雪なのに(笑)


なのでご想像通り、体調を崩しました。


不思議君が落ち着くように彼の気持ちが向くまま、


お母さんはそれこそ相伴させてもろたんですけど、


大変疲れました。


とても気の毒に思ってもくれはる不思議君。


君が落ち着くならそれでいいんだよ。


今日もお茶室でいっぱい気づいたね。


その感性は宝物だとお母さんは思うなあ…


それでいて鎮かにしていられる。


お医者さんがつけはった病気の名前があるけれど、


だからこそのコミュニケーションの訓練だったし、


そもそも君は出来ていたと思うよ。


誤診とは言わない。でも、


それで余りにも早くから偏見という物を感じとってしまって来たね。


感度が高いとね、


色々大変だよね。


またお茶室という閉鎖空間に行こうね。


お作法という対話がそこにはあるんだよ。


学ばせていただいて身に付く幸せをいただいたんやから、


大切な種やから大切に育てて行こうね…って、


ずっと、ずっと貴方は、


穏やかに行ってきたんだけれど…


最近はなかなか謙虚の美徳が通じなくなってきつつもあるよね…


色々生きたお勉強また出来たね~…


よく今日を生きました。


本日私たちに関わって気付きを下さった皆様、


本当に有難う御座いました。


おやすみやすドキドキ