何をするのにもかたつむりんしてます…

ま、熱があってもインフルエンザ以外は動かないとね。

修士の時に後期試験の最中になっちゃって手続き知らなくて頑張って大学行ったら、

研究室のお嬢さん達が『そんな時は来ないで~あせる』って全力で拒否られました。


いま思うと飛沫感染を拡大しないために自宅待機は当たり前になっているのに、当時は無知だったし何より必死過ぎて(笑)

子どもを保育園に預かって貰っている以上、通わなくちゃあせるって(笑)

今はあれでしょう?自治体にもよるんでしょうけれど、お母さん(←主に家事育児介護を担う人。家は母子家庭で周りに親も親戚も友達もいないから私になってました。)が倒れたり、

あるいは就活だったり冠婚葬祭だったりしても手続きをしっかりしたら預けられる権利を貰えるらしいんでしょう?

画期的だけどもっと早くに実現して欲しかった(笑)だからいまでも癖で無理をします。もう一度書きますが外出を控える決まりになっている疾患については出ませんよ、もう知ったから(笑)


てなわけで今日は外出する用事がまたもやありまして。

で、知恩院さんの近くにアンティークの着物屋さんを見つけたもんですから、気晴らしにちょっとだけ入ったんです。

すると!!!

ビックリするくらいの融通の利かない高飛車な店員さんで。

私の調子が悪いから認知が歪んでいるのかなあ…と思いましたが、

後から入ってきたフランスからいらしたとおぼしき老夫婦が一生懸命覚えた日本語で探し物を質問したのに、

創造力を働かせて…ではなくハッキリ的確に…つまりその店員さんにとってですけど、

…まあ、分かりやすい話が、

私もそのフランス人の老夫婦も門前払いされたんです。


お客を選ぶお店だったとは知りませんでした。


私はカジュアルでしたけれど老夫婦さんは立派なお召し物でしたし、

日本人でも知らないような日本語、つまり着物の専門用語はお知りになっておいでではありませんでしたが、

それ以外は発音も文法も意味もバッチリ…むしろ知的な単語を御遣いになられていたので、

全く以て問題は無かったように思いました…


お店なのに変なの~…と思いました。

でもそうする事の方がいい何かがあったのかもしれませんね。


ただやっぱりぞんざいにされたのは事実で、他の人にそうしているのを見てしまったのも事実で、

相当ショックを受けてしまい、とても悲しくなってしまって、

市バスに乗る気にもなれず、トボトボと歩いて帰りました。

夕食を作る気力が失せてしまってスーパーの半額おにぎりを大人買いしました。


今日は被災地に取り残されたペットちゃんたちのケアを頑張って下さっているNPOさんの人が街頭募金活動を独りでされていて、

チャリンチャリンしか募金出来なかったのに、『大切に使わせていただきます!ありがとうございます!』と一生懸命に、そして爽やかに深々と挨拶してくれて、「いえいえ少しだけしか出来なくて、こちらこそごめんなさいあせる」って私もお辞儀して…


命を考えている人がまだまだいるんだ…まだまだ必要なんだ…細々とでも続けて行きたい!


ってどこか凛とできた気持ちがなぜだかポッキリいとも簡単に折れてしまって、

またそんな状態の自分に体力の衰えを強く感じてしまって、

なんていうか…帰るというより街をさまよっていた感覚に近かったです(泣)


で、しばらく歩いていたらわんちゃんに出逢いました。

愛くるしい雰囲気のわんちゃんでした。

気付いてくれて嬉しくなって、いっぱい手の匂い嗅いでくれました。

触らせてもくれました。


飼い主さんにもお礼を言いました。


もふもふに少し癒されました。


わんちゃんの名前はバニラちゃんていうのだそうです。


いのちのなまえ。


じんわりあたたかくなりました。


いつかまた会えるかな。


ありがとうね、バニラちゃん。

飼い主さんもありがとうございました。