不思議君初カレーづくり。 | ♪よこしま☆ちゃんの日常♪

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~ ゆるゆる生きる ~

昨夜は不思議君が初めてカレーを作りました。

市販のカレールゥを使ったそれです。

彼は本来凝り性なので、教えちゃうとスパイスからして吟味し始めると思います。

けれど、あえてそれをしない、って本人は言いました。

「お母さんの事見てて、お家のことは色んな事がいっぱいだから、だから簡単なのがいい。

僕、初めてやし。」

って、待てなくて、お肉を少しだけ先に炒めて食べちゃったんです。

そのこびりついた旨味を利用しました。同じお肉だし。

炒めてお水入れて、こそぎ落して。

フライ返しを持つ手も、お箸をもつ手も、柄を持つ手も、ぎこちない。

人に作るってなるとそうなるみたい。一生懸命。

不思議君は、早くにご飯を炊く事と、美味しいお茶を入れる事を覚えました。

学校に長く行けてなかったけれど、学校に行けるようになる事より、

皆さんの中で生きて行けるようになれる事の方が教えるべき事だと思いました。

ゴミ出しも、お使いも、外が怖いから一緒に行って、ご近所の商店街の人に顔を覚えてもらう事にしました。

だから、お姉ちゃんが受験の時も、不思議君がお茶を入れてくれました。

昨年の自分の受験は、私が準備で倒れてしまって、自分で用意して行きました。

「今は冬だから、大丈夫だから、夜のうちにコンビニでおにぎり買っておいて、それ持って行く。

でも、梅がいい。」って、しれくれました。

娘は、一時期のそれは逸したものの、相変わらずまた直ぐイライラしているようで、それでも、

昨日のカレーが実は、不思議君が作ったと言うと、

「ママのより、全然美味しいわ。ふんっ!」ってアルバイトに行きました。

私には徹底的に厳しいです。体力が必要だけれど、ヘルシーなおかずが言いと言って、

色々試行錯誤をまた始めたお弁当。準備が出来ても当たり前で、

「あ、そ。」だけど、不思議君にも普段は「うるさい。」「きたない。」「あっちいけ。」と、

本来なら、いるはずだったら父親に反抗する事も、居ない時は家の男性の家族に当たるのだと、

教育の人に教えていただいたし、普段から鬱々としているんだけど、

不思議君のカレーには、素直になったみたい。

ナイショで、普段は娘が嫌うんだけど香りがいいから、シナモンとカルダモンを投入しておいたんだけど、

気付かなかったみたい・・・・ま、いっか。

不思議君、良かったねえ~・・・いつもあんなに言われているのに、

美味しいって。

良かったね。

そうして、有難うね。お母さんは随分と助かっているよ。

いつも一緒にお買い物ついてきてくれて、重たいモノ持ってくれるよね。

ありがとうね。

そうして、また、一緒にやろう?

不思議君のやりたくて、ちょっとくらいお母さんが出来るお勉強。

大丈夫だよ、ちょっと大変かもしれないけど、やってみるよ、もう一度。

覚えているかなあ・・・数学の中では余弦定理あたりから・・・のジャンルは得意じゃ無かったんだよね。

本当は有機化学の方が得意だったんだ・・・だけど当時薬学部に行きなさい、ってお婆ちゃんが言ったんだけど、

ねずみさんとか、うさぎさんとか、もっと別の学校ではわんちゃんとかに、

痛い事をしないといけない実験がある、っていうから、だからそれは辛くて出来なかったから、

受けなかった。お婆ちゃんにすっごい怒られた。

傷を治す事はしたいけど、その為に必要だと理屈では解っていても、それでも未だ何も必要ない動物ちゃんたちを、

傷つけることは、どうしても出来なかった・・・だから成績は良くなかったけど数学。

数学は、動物ちゃんの実験が無いから。

化学系を卒業した人に訊いたら、動物実験をしなくてもいい、専攻があったんだって。

お母さんの周りは、知らない人しかいなかったから、自力では当時、探しきれなかったんだ・・・

だから、数学専攻は、お姉ちゃんじゃないけど、親への反抗だったのかもしれないね。

決して得意じゃ無かったんだよ。むしろ不得意だった。だからチャレンジしたかったのもある。

動物実験するくらいなら、苦手な数学でどこかの大学に入る努力なんて、

大した事ない、って、自分を追い込んだ。

それだけの事だよ。

不思議君のカレーから、すごい話の展開になったね^^;だけど、

勘違いされるの、とても嫌な人なので、ブログに書かせてもらいました。

最後まで読んで下さって有難うございました。

今日は、京都市内、車椅子マラソンがあって、中継が入っていると思います。

すっごい速くて、上腕の筋肉の隆起すごいよね。

車椅子と自分の体を運ぶ、その腕。鍛え上げられたそれ。ハンディキャップを活かしたそれ。

それぞれに、カッコイイよね。

そう思う、日曜日の朝。

朝から、アンパンマンのクッキーを日本茶でいただきながら(笑)