歌を習いたくて面接?行って来ました。

開口一番、おじいちゃん先生が、

「で、何したいの!?」

(・・・・・・・・・・・・・)

確かにふくよかすぎる体型でいらっしゃいますが、

偉い先生かもしれませんが、

「で、何したいの。」

は?

・・・でした。

何したいの?じゃなくて、こんな事もしようと思えば出来るよ、

って紹介ならまだ受け容れられたけど、

「何したいの。」

ぽっかーん・・・そのうち、

これまでの事がモチベーションになっていると思ったので、

ぽつりぽつり・・・するとまた突然、

「あー、それはインナーチャイルドだね。」

∑ヾ( ̄0 ̄;ノ そ、そっち!?

いやいや、いきなりそう言われても、っていうか知っているし。

歌とそれは関係あるようでむしろ無いし。

そのうち、怒りだして、

「君はどうして赦さないんだ!!!」

は?何の押しつけ?

赦そうとそうでなかろうと、私の心の自由というか、まだそういう時期じゃないっていうか、

赦すとかそうじゃないとかで考えてないし。

そうして、

「こんな短い時間で君を解る訳ないじゃないか!!!!」

は・・・・?

あのー・・・・私を解って欲しい、って言っているんじゃないんですが。

ダメだこりゃ・・・。

意味不明だ・・・。

そのうち、

「そうか、君は子どもなんだな。子どもだから、物おじしないし、

子どもだから、知らないし考えないんだな。」

へ?

へええええええええ!?∑ヾ( ̄0 ̄;ノ

「ま、考えて来なさい。僕は君は折角それだけ長い間鍵盤楽器やってきたんだから、

そっちの方がいいと思うけど。」

ええええええ。

じゃ、最初の、

「で、何がしたいの!?」の意味無いじゃん!!!

持っていきたい方向決まっているんじゃん!!!

リクエストに応える気が全くないじゃん!!!

はああああああ?????



・・・・・。



混乱。



そりゃ、混乱するわな。

だって、その、センセーと言われている人、

矛盾ばっかなんだもん。

で、人を潜在的に小馬鹿にしてる。

センセーって便宜上呼んでいるだけなのに、

本当だと思って木に登ってしまった人なんだなあ・・・。

で、

実際に今度はピアノを弾きだした。

ジャズピアノと本人は言う。

確かにテンションコードを使い、

それらしく、童謡にお化粧をした。

で、

そのうち、きづいてしまった。


どうして、そのアレンジで、そこに左手のルートの装飾をしてしまうの???


・・・・。


違う。

そう解った。


質問をしてみた。

「先生はどうやって、ここまで来られたんですか?

さっき、僕はクラシックは一曲も弾けないよ。

ジャズは自由なんだ。

だから、囚われなくていいんだ。

って仰ったから・・・」と。


得意げに、

「ん?

それはね、コードっていうのがあってね、

それを覚えるんだよ。

いいかい?

同じCでも色んなCがあるんだよ。

例えば、こう・・・」

とご満悦。


・・・で、それだけ。

えええええええ☆


それだけー????

それだけなのに、

入会金一万円と維持費一万円のほかに、

月謝隔週で14000円????




はー・・・・独学しよ、ていうか、

なんだよぉぉぉ


コード覚えるだけなら、

展開型も含めて、

色んな音楽を聴いて、

我流でいいじゃんよ・・・

それなら、教えてもらう意味無いじゃん!!!



入り口に入った瞬間、

感じた違和感が見事に全て露呈された瞬間。



こうやって決めつけて生きる人、

私は尊敬しない。


第一、見かけでバカにしている。

表面上の会話で全て悟ったつもりでいる。



何がセンセーだ。


あ、おほほほほほ☆

失礼~♪



コード覚えて、好きにアレンジして、

「自由だ!」とかいって、豪語する。



違うよ。

クラシックを徹底的に仕込まれて、

その上で、遊ぶんだよ。


それじゃ、根が弱い。


ルート。



体に体幹が大切な様に、

コンピュータサイエンスも華やかな所じゃ無く、

むしろ地味ぃ~に、数学がごりごり解けるか、

たとえそこで使う数式が、

指数であれ対数であれ、

どうして指数にするのか対数にするのか、

それはどういう意味をここでは持っているのか、

徹底的に考え抜いたからこそ、

ふ、と突き抜けるように見えてくるものがあるんだ。



は~・・・



ワケワカラン・・・



はいはい、私はインナーチャイルドが何を叫んでいるって?

何を赦していないって?


言えることしか言わないよ。


そんなことよりちゃんと勉強してね、

センセー。


ぶー☆


そうやって決めつけて偉そうにしていないでさ。


私はレッテルを貼られるのが大嫌い。

10年一緒にいて、あるいは観察して、

ほー・・・そういう部分もあるんだー・・・

ということはまだまだ解らない所もあるんだろうねー・・・

って思っているよ?

人間だもの。


さっき、

「君のことなんかこんな短時間で解る訳ないじゃないか!!!」って怒りましたよね。

なのに、その自信満々な、

「それはインナーチャイルドだね!」ってどうして解るんですか??


キッパリ!!!!

矛盾してますよー!!!!


客商売するんだから、それをこんな短時間でバレちゃ、

勘のいい人、誘えないよ?



それでも通う人いるんだね・・・


私は行かな~いぃ・・

あの程度でいいなら、そこいらへんにいっぱいゴロゴロ弾ける人いるもの。



っていうか、京都なら、堀川とか市立芸大とか、行ってるよね。

そっか・・・それを求めているから・・・


でもね?高校の時の合唱の伴奏してくれたT子ちゃん、

普通に同志社の英文科指定校推薦で行ったけど、

音大に進学した子より誰より上手だったから、

抜擢されたんだよ。


だから、出来る人が必ずしも音大に行く訳じゃないんだー、

ってあの時実体験で知ったね。


だからブラスバンドのアレンジを、

よこしま☆ちゃんがしちゃったりしたんだよぉ~ん♪

昔のアレンジ譜、手描き当たり前。



オケだって、楽器の特徴っていうか担っている音域を知ったら、

割り当てる作業なんか、

別に「ははーっ!!!」ってスコアを人にひけらかさなくても、

サクサクできるっしょ。


おだてられて動かされている事に、気付く方が、

生きて行くにはいいと思いますよ。


さっきのセンセー、実は、副学院長さんにうまく使われていることまで、

解っちゃったよ・・・。



こわいねー、

あーこわっ☆


というわけで私は行きません。

けれどもそれを信じて行く人にどうこうもいいません。

だって、その人はそれでもいいって、納得して行っているんだから。

それこそ、いい大人が独自判断でしょ。


火の無い所に煙はたちませーん!!!

あーこわっ。