美しい声を聴きたくなる時があります。
昨日は実は、リードオルガンの伴奏で、讃美歌を歌って来ました。
初めて行ったワークショップ。
実は同志社大学の唱歌だったという裏話など。
そこに集まったのは私の親か、それより年長の皆様がた。
私は最年少のひよっこでした。
受付で譜面を渡され、突然「それでは歌いましょう。」
へ?∑ヾ( ̄0 ̄;ノ
偶然通された席のお隣は、お眠りになっている、ご高齢のおじいさま。
後で解ったのですが、リードオルガンの大家。大先生も大先生、凄いお人なのだとか。
ずっと眠っておいでなのですが、讃美歌が始まったとたん、
とても張りのあるテノールが、横から凄い音量で。
えええええええ☆ 会場の向こうからそのようなお声がちらほらちらほら。
ええええええええええええええ。
で、つい、つい、やってちまいまちた。
出てちまいまちた。
思いっきりのソプラノ。声に芯がなく、電子楽器でいうところビリのようなモノが自分の声の中に混じっていて、
とても気持ち悪かったのですが、おとなりの大先生につられてつられて(^▽^;)
大先生、もっと大きくなる。私ももっと大きくなる。
・・・はい、スミマセン。マイクは好きですが、カラオケではマイクは必要のない音量でゴザイマス・・・。
丹田に力を入れて(座位だったので難しかったですけれど)・・・
出ました~・・・で、あんな曲、こんな曲が、実は讃美歌だったんですね~・・
折しもゲストは大河ドラマの八重の桜を監修されている教授。新島襄を研究している第一人者。
そうして、リードオルガンの話をされていました。電子楽器になって、ロータリー的に音を出していても、
リードオルガンとは著しく音が劣化してしまって、もはやあの新島襄旧邸におかれていたリードオルガンの素晴らしい風の通った音はもう聴けないのだとか。
その「一番いい音」をだしていた時代のリードオルガンで演奏された讃美歌を保存しておかねば、と、そのおじいちゃん大先生はCDにしたそうです。
多くの方が求めておいででした。
ナイショですが、大河ドラマの予算まで聴いてしまいました・・・ひえ~∑ヾ( ̄0 ̄;ノ
来月は、日本に先駆け、学区制(小学校:番組といいます。)を敷いた京都とそこで歌われていた唱歌について学べます。観覧フリー。
これまた偶然にエレベータで鉢合わせしたのが、その来月のゲストの学芸員の先生。
えええええええ∑ヾ( ̄0 ̄;ノ
そう言えば、ライブスポット・ラグのエレベータで、御一緒したのが、店長の秋葉さん。
ラグで独りでいたら、ズカズカズカ!って向こうからいらして、自慢の手品をしこたま見せて戻って行かれて御名前聴いたら社長さん。
神保彰さんのライブに連れて行った息子がどうしても気になるのか、なんどもなんども声をかけにきてくださったのが、社長の奥様でもある河上ひかるさん。
そうして、一緒に色々教えて下さったのが、神保彰さんのテックの枝川さん。
先日のオットトリオで優しく一緒にいて下さったおねえさんは、安藤さんと御厨さんのユニットの公認サイトを運営しておられた、まみさん。
ひええええええええ☆∑ヾ( ̄0 ̄;ノ
よこしま☆の偶然は、すんごい偶然なんです。
お名前だけは存じていて、それで御一緒に成って、それでリンクする(繋がる)。
偉大な人ってね、案外、ふつーの出で立ちで、その辺においでなんですよ。
だから、私は、敷居というものを、あまり意識した事がありません。
海外の有名な大先生が学生ワークショップを見に来て下さって、記念に、って先輩が写真を撮って下さって、
で、私は「今日はカメラマン係さんなんだあ~♪」くらいにしか思っていなかったのですが、
その先輩が、『あ、あ、あの、ぼ、僕も、御一緒していいですか?』てなって、私か代わりに、
「じゃ、私カメラさんしますぅ~♪(すっごいいいカメラを触れるチャンス!)」ってしたら、
とっても恐縮している先輩・・・。
はて・・・? どういうこと・・・? ってなって、
『よこしま☆ちゃん、そう滅多にお逢いできるような方じゃないんだよ!解る?』って。
はあ・・・・。だって知らない人だもん。ふつーのおじーちゃんにみえるよ。
御名前の発音が難しい先生だなあ、でも、素敵な研究されているなあ、ってカンジ。
その様子をみて、『あのねえ・・・』って言われる人です。ははは☆
結構、凄いひとの方が、いい人多いよ?
SEしていた時も社長さんとエレベータ一緒になって、歓談したり。
社内便のおじさんとなかよくなって話していたら、そのうち定年した実はすっごいエライさんだったり、
えっと・・・・だから世間で凄いとか言われる人達、別にぃ・・・。
だって、同じ人間なのに。
変なのー・・・
あ、また脱線した!
最初はハープの音調べてたの。でね、ふと、アヴェマリア聴きたいなあ・・・って思って、
で、どのアヴェマリアにしようかなあ、と思っていたら、
彼女たちを見つけました、ってカンジ。
みんな透き通っているね。素敵な声帯持ってるなあ~・・・手術で傷ついた声帯、
どこまでもどるかなあ・・・音量も音域も若いころよりもしかしたら出るよ?
力任せだったのが、余計な所に入れる必要がないことをカラダで覚えたんだね♪
だけど、昨日は初めての場所せいか、初見だったせいか、メンタルが落ち着いてなかったせいか、
あるいはやっぱり傷のせいか、あるいは息の当て方なのか、声帯の準備体操をしていなかったせいか、
微細に音が割れている・・・つまり右と左の声帯で微妙に違う振動をしていて、美しいユニゾンになってなかった・・・
それはいつまでも気持ち悪くて、いつまでもショックでした・・・とほほ(T▽T;)
なにか、よい、リハビリ方法ないかなあ・・・
あ、発声法は、私はクラシックです。はい。
でも、まあ、気持ちはよかったし、どれだけ年齢を重ねても、歌、ってなると、
みなさんお若くシャン!ってなさるのをこの目でみて、
これは歌はやめないぞぉ~って思いました。
それこそ、還暦すぎてからでも、70歳からでも、出来る!って確信に変わった瞬間でした。
初見が出来るまでに音楽をしている事を見守ってくれていたかつての家族に感謝。