昨日のブログのウンディーネ(水の精霊)に繋がったそれ。

意外かもしれませんが、「海鳥の詩」です。

これは混声合唱組曲で、作詞:更科源蔵さん 作曲:廣瀬量平さんです。

調べてみたら、知らなかったんですが、京都にとても立派なエコーがあったんですね。
(無知でごめんなさい。本当にもとくらしだー!!)

で、廣瀬量平さんは、京都コンサートホールの前館長だったお方だったとは・・・

重ね重ねスミマセン・・・ワタシな何を見ていたんだか・・・

「Rがいいなあ~」「音響は流石だな・・・」理科系目線ばっか!

よこしま☆ちゃん、本気で音楽をしていた、って言ったでしょう?

仕方無かったの。おそらく人生を決めたであろう、オーディション辞退したから。

クラスメイトのさっき書いた重度のネフローゼのS君の命、優先したんだよ。

正義感とか偽善とか、そんな事、全く考えてなかった。そうするのが当たり前だと思っていた。

それに・・・もう時効だよね。グレード会場に同じく受験しに来ていた、音楽大学の女子学生のお姉ちゃんたちのグループ。

ひとりで受験しに来ていた中学生の私に、意地悪だったんだよ。小汚い言葉しか無かった。

競争だと思っていたのかもしれないけど、ただ試験に集中していただけなのに。

まだ、何にも言ってもしてもいないのに、中学生で群れないで独りだから?

今でも理由は解らないけど、試験時間直前に声かけてきて、勝手に何やら3人でぺちゃくちゃ。

きょとん・・・としていたら・・・

・・・書きたくも無い言葉がいっぱい来た。

今でも(そんな事している場合? 余裕だね。 私は真剣だから集中したいのに・・・ていうか、

つるんで受けにくる試験か?指導者養成の理論の試験なのに・・・意味不明だ・・・)

って最初から最後まできょとん・・・としか仕様が・・・

あ、ごめんなさい。脱線。もういいよね。30年くらい前の話だから。それに私はされた側なので、

今のおばちゃん経験則があれば、会場スタッフに申し出て、その人に退避していただいたんだけどね。

きょとん・・・としか出来なかったよね。

嵐を通り過ぎるのを待つ、だったのかも。

で、その後、高校に入学して、芸術選択は勿論音楽なのですが、競争率が高くて経験がある程度ある人間しか取ってくれなかったので、

そのきょとん・・・の試験が受かっている事を書き記しました。

で、目出度く通過したわけですが、担当の先生は声楽専攻だったんですね。

で、しこたましごかれた訳ですよ。一年の最後にホールを借りて発表会するんです。

発表会は慣れているけど、混声4部のそれが本当に大変。一年かけて仕上げる。

よこしま☆ちゃんは、どーしてだか、1stソプラノでした。

一番高いパートね。

「嫌ですぅ~・・・だって、血管切れそうなんだもん・・・かすれちゃったり、一発で音に届かないし、1/4音くらいズレてるもん、嫌ですぅ~・・・アルトがいい・・・ハモリたいし・・・

先生、お願い、せめて2ndにして下さいぃぃ~。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。」

って申し出たんだけど、厳しい先生で、

『ダーメ!! まだ本格的に練習していなくて、音域を探している時に、なんとか出る、

って事は鍛えたら出るんです! それすら出ない人がいるの! 可能性があるのにやらさないわけにはいきません! やりなさい!!』

「ひ~ん・・・。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。」

もともと、気管支喘息とかになりやすく、今でも咳喘息になるときがあるんですよ。

気温の急激な変化とかで粘膜がね・・・特に冬。

だから、あるとき、「今日は、辛いな・・・」って歌ってたら、先生耳がいいもんだから、

『よこしま☆ぁー!!! アンタ、ちゃんと歌ってないやろ!!!』って名指し。

私、コーラス部ではございませんー!!! ひえー、ひえー!!!

先生、怖いよう・・・普段は、温厚な美人の優しい先生なのに。

ストーブの前でほっこりして、雑談もするのに、歌の時間になったら、容赦なし。

だから、たまたま出たのにぃぃぃ~。(←いつまでもお上際の悪い奴^^;)

だけど、本番での、音域、音量、最高学年の時のこれは、

自分でも誉れでした。一年真剣に鍛えたら、素人でもここまで伸びる。そう体感したそれでした。

鮮やかに思い出したんです。

Ⅰ. オロロン鳥 - http://youtu.be/l7eTtt7ehpw
Ⅱ. エトピリカ - http://youtu.be/xVO46JYZRGA
Ⅲ. 海鵜 - http://youtu.be/iTXu8IexZac
Ⅳ. 北の海鳥 -http://youtu.be/WBtZeiEOuu4

よくこの曲で1stソプラノやったもんだ・・・ちゃんと覚えているんだよ。歌詞は忘れちゃったけど、音は全部入ってる。

凄いね、音楽って。

余談ですが、エトピリカという曲が、葉加瀬太郎さんの曲にあると思いますが、

彼の実家の近くの高校でした。ははは☆

今は、彼の卒業した高校が同じ市内にあります。

ご縁ちゃあ、ご縁ていうか、まあそんなこんなです。

ちなみに、去年、母は、友人からもらった(あ、今でも音大の先生の所で歌やってます。彼女はアルト。いいな~・・・ずるいな・・・ハモれるパート、玄人パート。ズルイな~・・・いいな~・・・ぶつぶつぶつ。)、

特等席で、奈良100年記念会館の最前列で、葉加瀬太郎さんのコンサートを観たのだそうだ。

ぶー。

いっつも、彼女は、いいとこどりなんだよねー・・・

それに似ている娘。

私は、サンドイッチさんなのです・・・

ぶー。┐( ̄ヘ ̄)┌