ふ、と、デジャヴです。

何年かに一度、こういう瞬間があります。

特に酷い状態の後、疲れきって、抜けきらないまま、そうっと体を起して。

今、すりガラス越しの冬の柔らかい太陽の光を、

穏やかに感じながら、温かいのみものをいただきました。

息子が大好きなかぼちゃのスープを作りました。

おばあちゃんの方が美味しいというので、気に入ってもらえるかわかりませんが。

さて、そういう穏やかななんともいえない、微睡(まどろ)んでいる時に、

しみじみ人生を振り返る事があります。

そんな中、ふと、思ったのが、来生たかおさんの「夢の途中」。

これは、当時アイドルだった薬師丸ひろ子さんの映画の主題歌「セーラー服と機関銃」でもあります。

薬師丸さんには、彼女用に、来生えつこさんが、書きおろし、

来生たかおさんには、「夢の途中」を書きおろしました。

子どもだった私は、薬師丸ひろ子さんのバージョンをよく聴いていたのですけれど、

「夢の途中」も聴く機会があって、なんとも不思議な気持ちで聴いていたのを思い出します。

言葉としては、理解できました。でも、子どもながらに、それは表層的だと解っていて、

もっと深層の「こういう言葉で心を表現する時の、心情ってどういう状態なんだろう。

秘められたメッセージってなんなんだろう・・・」って思ったのを思い出しています。

きっと、youtubeで落ちているでしょう。今なら解るかもしれません。

でも、解ってしまったら、今の私には、刺激が強すぎると思うので、

また、いつかの機会に取っておきたいと思います。

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さて、不思議な算盤の話ですが、

昨日、娘とwikipediaや問題集で、数学や化学や物理をやいのやいの、言っていたわけですが、

公式や定理の名前が、外国の研究者の名前で、しかも英語圏の人ではないので、

書く記号から、想像するのが難しい、つまり、繋ぎにくいんですよね(笑)なので、彼女は、

『日本人がもっと数学を昔から頑張らないから名前残らないねん』とか言いだしまして、

「まあまあ、そう言わないで。知っている人は少ないけれども、

賞の名前がノーベルじゃないだけで、世界的には本当に素晴らしい賞を、若くして授与されている若い研究者もちゃんといはるよ?」

と説明しても・・・う~ん・・・

で、ふと、さきほど、本格的に体を起こす前に、娘の登校時間前に、声をかけるために起きたのですが、

その時に思い出しまして、こう伝えました。

「日本にも立派なものがあります。今の数学は西洋式だけど、日本にも和算という素晴らしい算術があるんだよ?

ちゃんとそれを研究している人もおいでなはず。

それにね、奈良女子大の時に、並列計算の冨田先生(今のスパコンの生みの親と言っても過言でない方)の講義を受けたとき、

素晴らしい算盤をいっぱい見せてもらったよ? 三角関数のsin(正弦)の算盤なんだよ?

角度をはじいたら、裏の竹ひごがどうつながっているのかまでは見れなかったけど、

不思議なカラクリで、ちゃんと右側に正弦値にたまが自動的に動くんだよ?

あと、微積分の算盤! 実物だよ? すんごいんだって。 すんごいお宝だと思うよ、あれ。

あれ、きっと、算盤だから、裏で動いているのは、和算だよね。」って。

忙しいので、いつもは、『うるさい!黙れ!!』って怖い。(ひえー!!なんていう言い方!!)

だけど、今朝は、『ふーん・・・』って。

でも、きっと、頭の中は、キスマイのCDを帰りに買うから、

(どんな特典画像が入っているのかな~・・・わくわく♪)だと思います。


そんな事を、

微睡ろみながら、人生を想いながら、

具体的な事を、パラレルに思って、その中から、一部を、ブログに書いたりする、

よこしま☆だったりします・・・。

(やっぱり、長い^^;)