踏ん張りたくて。
でも嫌な予感がして病院、息子についてきて貰った。
奇しくも最近レディースデーがずれてずれて。
様子を見ていたら閉経が近い…んじゃなさそう。
夏から些細な言葉の行き違いがあったり勘違いされたりして、
それでも年長者だし大尊敬する人だから進言しなかった。
そうしたら見事に時期は変だわPMSは凄いわ、で、許容範囲最大量のお薬飲んだのに、これは余りにも、ってんでトイレに行ったら…
嘘っ

みどりの窓口にそれでも並ぶ私の肩にそうっと手を置き息子、
『お母さん、これ以上頑張らんとって。乗れたとしても向こうで倒れる。僕はそれをさせる訳にはいかへん。事情は解るけど生きてたら絶対また逢えるから。な、僕ついてるから一緒に帰ろう?』って。
普段物静かで滅多に人を否定したり意見しない彼がそう行って、私は普段では無い自分をようやく自覚した。
つまづいて、ぶつかって、あやまって…馬鹿だよね。
春先にね、バンドの年長者さんが、もう余り出来ないみたいにブログで書いてた。
これまでの経緯の噂も少しは耳に入ってた。
基本的に私は自分を信用してもらいたいから噂は噂と自分に言い聞かせてた。
でもそのブログでメンバーチェンジしてでも、ケジメをつけたいんだ、これは内密の実質の解散ツアーになるかもしれない可能性が限りなく高い信憑性で言える!!
だから今日行きたかった。這ってでも。
だけど、iPSの某東大の特任さんが懲戒になるニュースが計らずも今日入り、
『そっか。バンドは…そういう業界じゃないもんな。信用を失墜させたから懲戒とかなくて、いや~、最初はそう思ったのよ。でもほら、こんなに皆が喜んでくれるからさ!』でも、なんのペナルティも無い業界だなぁ、ってふと気づいて。
ま、最近まで出入り禁止になった局はあったみたいだけど(何をしたんだろうね)。
そんな事が息子のふんわりと温かい肩に置かれた手から一気にぶわー、ってわいてきて。
『やっぱりずうっとなにもかも我慢して相手(の都合のいいよう)に合わせてきたんだな。
それを相手も長年の癖で有難いっていうより当たり前で慣れて何とも思ってなくて、一言ありがとう、とでも言ったらファンはキャーみたいなもんなんだろうな…』って一気に出てきた。
よく解らないまま始まった。名誉の為に言うよ。私からじゃないよ!!証人もいるからね。(出てはこないだろうけど)だけど私は私の正義に胸を張ってそう言える。
息子と帰ろう。もう自分より大きくなった肩を少し借りよう。
奇しくも昨日、国立国会図書館に『歌集:冬の星』をお返し申し上げました。
職員さんがとてもとてもとても丁寧に取り扱われていたので館内閲覧のみの許可のその『冬の星』を拝読する前と後には必ず私は合掌をさせていただいておりました。
2012年10月19日
或る秋の日に
