風の便り。本当に辛いことばかりだったの?本当にそれしかありませんでしたか?って。離れたその人が大きければ大きいほど、遠ければ遠いほど、急ならば急なほど、遺してくれたものは、その真反対な気がする。そのお蔭で知り合い理解し合う事が出来た素晴らしい、それとは違うたくさんの愛。お母さんがずっと哀しむと、周りが哀しくなる。周りが自分を責める。こんなの、どこにでもある話、そう思えたら、そう思わないと、周りが苦しむ。そう、風のようでいいのかもしれない。皆に届くには。風の便り。