少しは眠れた。

でも、やっぱりダルイ。

しかも気持ち悪いダルさ。


う~ん…お医者さんには申し訳ないけど、

よく考えて、自分に合ってない、って思ったら、

やっぱり止める。うん。

私ね、次の日に不快に残るモノ、好きじゃない。

若い頃はお付き合い程度にお酒も飲んでみた。

ふわふわになって全部楽しくて。

次の日に残らない飲み方をしてた。

SEしてた時ね。こう見えて宴会的に楽しいみたいで、

呼ばれるのよ、付き合いいいから。しかも全部上司や先輩のおごりだし。

でね、ある時、朝方になってね、

家で仮眠とってそのまま普段通り出社したら、

私を除く上司や先輩方が、『午前休』『休暇』って連絡を既に入れてたわけ。

愕然としたね。

大学出て、だから23歳の時かな。

『は?』って感じ。娘ちゃんが言う今の言葉で言うと、

『うっざー』かもね(笑)

以来、付き合い過ぎるのもやめたし、

行っても乾杯の一口のビールを(にっがー!!)ってするだけ。

子どもちゃんがお腹に来てくれてから以降、

今でも飲まないから無理して一口飲んでも、

ラムレーズンのアイス食べても、

薫り付けのお酒が入ってるケーキ食べても、

『あらららら?』ってなる。


で、次の日に(ちょっとこれ気持ち悪いなぁ)って感じたら、

もう結構長い間口に入れない。

だから、復薬したけど、まだ2日だけど、

やっぱりこの残り方、気持ち悪いから、

お医者さんに言ってごめんなさい言ってみる。


これは家の事からして出来ないよ。

本末転倒だ。そもそも服用するまでも、

二年くらいすったもんだして、

ヤダヤダ!!って言ってた。

じゃあ、何で言ったのか、って?

だって、あの時の指導教官って絶対君主だったもん…。
(遠い目…)


そういう事だよ。


時間は場合によっては優しいし、

場合によっては残酷。


初めて先生にお逢いしたのが約10年前。

こちらに着任されて直ぐ。

飛ぶ鳥を落とす勢い、あるいは破竹の勢い…
(調べてないよ、合ってる?)

今は還暦を過ぎられて少し穏やかになられた。

という事は…ね。

学位は…親を乗り越えるそんな感じ。


親の加齢を受け入れたくない、受け入れられない間は、

私は学位を取れないだろう。

だからこうなるべくして、こうなったんだ。


そんなこんな、だよ。


失う寸前まで行かないと大切な事が解らない愚かな生き物が人間。


でも、ん…憚るけど、勇気を持って書くね。

相手が生きている間に気づけて良かったんだよ。


そう思うな、今の私は。


突然誰かを喪った事が何回かある。

他人様でも辛い。友人知人殊更辛い。

師匠は、身内は、大切な人は…


だから私は距離を置く事すらパニックを起こす。


まだまだそれらのショックは癒えて無い。

特に従兄の自死に関しては、

ようやく今年ある方の心の支えもあって、

従兄の歳に並ぶ事が出来たんだけれども、

彼より歳上になる事をまだ受け入れられていない。

それでも悪戯に時は過ぎる。


いつもいつでも現実は余りにも急で余りにも一方的だ。


と、ゆっくりさんの私はそう思って、

戸惑ってしまうのである。


雨が上がった。

また近くを歩いてみよう。

歩けるかな?

ふらふらするからね。

ぐるぐるもする。

でも外気にあたりたい。

近くだけどお散歩出来たら褒めてね。


お散歩出来るの、
当たり前じゃ無いんだよ。


そんなの皆、知ってるか…



私は病気になって身にしみて解ったよ。


じゃまたね。