展示していただいた絵が帰って来ました。
以下は、この絵を、送って下さった、スタッフさん(皆さん癌患者さんでした。)に送信した御礼のメールの一部です。
******************
○○さま。
15時くらいに一度、郵送されたいたようなんですけれど、
京大病院に行っていたので、
さきほど再配達してもらいました。
絵に怪我はありませんでしたか、と仰るって素敵です。
絵に命が宿っている事を教えて下さっているんですね。
大丈夫ですよ。
御丁寧に厚紙をしっかり当てて下さって、
デパートの包み紙で。
母が昔、デパートの包装紙を、いっぱい溜めこんでいたのを思い出しました。
年長の方は、とても丁寧にお品を取り扱って下さるので、
心が優しくなります。
いつだったか、子どもたちが通っていた保育園の園長先生が仰ったのを思い出しました。
「命はね、胸の前で、大切に両手でそうっと包み込むのよ。」って。
移動動物園でひよこをどう抱いていいか解らない息子に、
そういって下さったそうです。
抱きしめる、という行為を、こう説明して下さったんですね。
さりとて子どもの加減を知らない力だとギュッとしてしまう。
だから、「そうっと」がついたのだと思います。
余談でした。
ありがとうございます。
久しぶりに描いた絵。
絵の具を水でどうしてもグラデーションにしてしまいます。
私も、色をそうっと、使いたくて、そして、周りと同化したくて、
そうしてしまうのかもしれませんね。
よこしま☆
*********************
先生(勝手に先生と呼んでます(笑)の絵と並べてみました。
命の限りを覚悟した人の絵は崇高です。
またお逢いできますよう、御祈り申し上げます。