かたつむるん。わかるの。焦るきもち。だけどゆっくりの大切さ、あの時知ったはず。あの時倒れたからこそ、自然の力に気付いたはず。人が決めて来た頑強な枠組みを、いかに効率良くこなす事だけに照準がいつの間にか合ってしまって、自分が巻き込まれている事にさえ気づかなかった。戻ろう。ゆったりしたあの感覚へ。戻ろう。