NHKカルチャー京都教室 | ♪よこしま☆ちゃんの日常♪

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~ ゆるゆる生きる ~

「ことばは心」という講演に行って来ました。

勿論素敵な御講演だったのですが、今日はそれだけではありませんでした。

今日はとても年配の方がたくさんお越しでした。

講演が半ばにさしかかった所、とても御高齢の男性の方が突如として呼吸困難を起こし、そのままあれよあれよと言う間に、心肺停止状態に。

異変に気付いたNHKカルチャーセンターのスタッフさんが掛け寄り、続いて講師の先生。

先生はアナウンサーさんなので、冷静にそしてとても通る声で、『AEDをお願いします。それと119番に連絡して下さい。』と仰いました。

皆が固唾を飲んで行く末を見護ります。

聴講に来た方の中からある男性が高齢男性に人工呼吸を施し、息を吹き返されました。

スタッフの方は最初から最後までずっと声を掛け続けていました。

救急隊員が到着し、男性が運ばれて行きました。

少しの間の後、先生は講演に戻られます。聴衆もショック状態でしたが、皆が一体になって、平静を取り戻そうとしていました。

先生は、事態の収拾を兼ねて説明をされました。

『脇の席の男性が、心肺停止になりました。そちらの席の男性が人工呼吸をして下さいました。ありがとうございました。男性は無事、息を吹き返しました。他にも場所を開けて下さった皆さん、見守って下さった皆さん、ありがとうございました。』と。

それを享けて会場の皆が拍手をしました。

見事な連係プレーでした。命を考える貴重な時間となりました。

『ことばは心』と題うった講演でしたが、心を大切にすることばは人を助ける事を身を持って理解した講演となりました。

言葉、音楽、ダンス・・・・伝達手段は色々あると思います。

でも共通するのは人を想う人の気持ち。コミュニケーション。

♪♪♪隠れ家は、葉の裏と花びらの下♪♪♪

毅然とした態度で会場を助ける起点となって下さった、NHKカルチャーセンターのスタッフ、呉羽さん。下の方が霞んでいるのは、ご協力いただいた女性の方の御愛嬌ということで、そのまま掲載します。

講演の最後の最後で先生が私の病気と、もっとも嬉しくない結果がもたらされない為にも、孤立しないで発信してほしい、と言っていただいたので、講演後、御挨拶申し上げて、記念撮影をしていただきました。

ブログに掲載する許可(肖像権)に関しては、『”NHKカルチャー京都教室”と書いて下されば大丈夫』と教えて下さったので、そうします(笑)。

♪♪♪隠れ家は、葉の裏と花びらの下♪♪♪

そうです。講師の先生は、NHKエグゼクティブアナウンサー、三宅民夫さんでいらっしゃいました。講座に参加できた事を自分の事のように喜んで下さいました。冷静を装っていたのですが、その様子に感極まってウルウルしちゃいました。つたない会話に傾聴して下さいました。声のプロ。言葉のプロ。心(命)を繋ぐプロでおいででした。とてもビックリするアクシデントが起こりましたが、これまでの私なら、その場で二次的にパニック発作を起こしていたと思います。それも出なかったと申し上げたら、その事をも喜んで下さいました。とても嬉しかったです。