7時過ぎメールがありました。び、びっくり!最近突然の連絡は身内や知人の御不幸事なので、身構えて読んだら、なんと息子が小学校の時に一緒にPTAをしたママ!息子が一番慕っていた友達の御母さんです。
とっても活動的なお友達。クラブでもしっかりエース!お勉強もスラスラ。一度、親御さんがまだ仕事から帰ってこないとのことで、一旦家に御引き受けした事がありました。ランドセルを放って遊びに行く年頃。親が見ていないとそうする事もあるでしょうに、その子はボーッ!している息子に『おい!早く終わらせて遊びにいこうぜ!!』と叱咤激励して逸早く宿題を終わらせてしまっていました。(後で聴いたら中学受験のために毎日深夜2時まで親御さんが休んでいても勉強していたそうです。←京都でも有名な私学進学校に行かれ、転居していかれました。)
で、息子がさぞ喜ぶだろうと、昨夜早く寝て夜明けとともに起きてカードゲームに興じている彼を呼び寄せました。『ほら、お母さんに来たメール。読んでごらん?』と。大人向けの文章でしたが当然読めた方がいいのでさせました。
内容は何かと言うと、小学校の担任の先生が転出されるので、それに駆けつけ卒業生でお見送りをしたいとの事でした。小学校のその先生の時には、本人の不登校が一番酷く、親としては折り合いがつかないと思い込んでいたので、正直大丈夫かと思いましたが、本人は心配を余所に、そのお友達に会えるのが嬉しくて嬉しくてたまらないようでした。さっき書いた通り、キビキビされいる御家族。とっとと進学校に入学し転居。したの妹さんは小学校を卒業するまで毎日お母様が送迎しておられました。凄い!その妹さんもバレエの英才教育を受け欧州に何度も遠征を既にしていました。本当に凄い御一家です。
それ故、息子にしたら、あれよあれよ、と言う間においてきぼりを喰らった感じでした。新居の住所を教えていただけなかったので連絡が取れなくなったのでした。でも、あれから私はメルアドを変更していなかったし、先方もそうでしたから届いたのだと思います。けれども、このお母様、とってもしっかりしていて、あらかじめ登録しているメールアドレス以外は受け付けない設定をされています。その二段構えでも、メールが届いたので、これはご縁かも、と思いました。
で、あの時小学生だった子ども達。春からは高校生になる皆。なんと!あまり成長していないように見える息子を余所に、そのなんとか君はもう、175センチに到達しようという高さ。相変わらずのスリム。坊主頭だった彼は校則違反じゃないと、髪を伸ばし始め、お洒落にブローしていました。服装も大人のサイズですから、『ジャニーズにいてもおかしくない!』美青年になっていたのですー!!!
参った!本当に参った!!御主人も知っていますが、もしかするとお母様に似ているのかも。で、この容姿。で、超難関進学校。お洒落。これは参った!!!男子校じゃなかったら、危なかったですね。お母さん!あ、でも、近隣の女子学生がもう、近くにいるかもかもですね。すっかり様相が変わってしまって、よこしま☆ちゃん、びっくりでした。様子を見に行った私が一番子どもっぽかったです。(服は娘の御下がりだしぃ~・・・┐( ̄ヘ ̄)┌)
彼が突出していたので、他の子を見るのに時間がかかってしまいましたが、みんなそれぞれにお兄さん、お姉さんになっていました。家の息子だけ、特にこの3年間、時間が止まっていたんじゃないか、と、いえ、我が家の時間が止まっていたのかも、とさえ思いました。彼とメルアドを交換した息子は楽しそうでした。そのままアトリエに行ったようで家には帰っていませんでした。
息子は相変わらずのようです。アトリエの先生曰く、芸術系の人は初らしく、息子もひとつしたの女の子が同じソニックというキャラクタが好きだから、息子とお話したい、と言っているだけなのに、息子はどう接していいか解らず、緊張してオカシナ状態になります(笑)可愛らしいんだけど、本人必死になっているので、そうっ、としています。ただ単に彼が作った編集動画をパソコンで見せて欲しいとお願いされただけなのにね~・・・。保育園の時に、クラスで一番の『子役で売れるんじゃないか!』クラスの可愛いお嬢さんに気にいってもらえたみたいで、後で写った遠足の写真みて、ずっと手を繋がれて引っ張られていた様子が解って、困った顔の息子を見て、微笑ましく思ったものです。今でも同じですね~・・・。
いろぉ~んな御家族があって、いろぉ~んな子どもたちがいて、いろぉ~んなお母さんがいます。よこしま☆ちゃんは、どんなお母さんかと言うと、枝垂れ桜のドーム型になったその幹の部分に侵入し、満面の笑みでウホウホ興奮して、携帯のカメラで没入写真撮って無邪気でいる、精神年齢保育園児くらいだと思います。
大学院に進学したり、国際会議に投稿してみたり、格式ある論文誌に掲載されたり、難しい言葉を一生懸命覚えたりしましたが、治りませんでした(笑)息子がお邪魔しているのを知って、アトリエに電話して、先生に今日の感想や戸惑った事を聴いていただきました。私も本来ならば絵や音楽の世界に行くはずだったので、何だか今の一応の肩書が不思議な感じです。でも、それでいいんです、って。
皆いろいろ抱えてて、コミュニケーションをとって、お互い話合えて。そのために難しい言葉は要らない、って。そうだ、そうだ!そうだったんだ!難しい事を難しい言葉で表現するより、おじーちゃんが聞いても、おばーちゃんが聞いても、子どもさんが聞いても、通じる言葉が必要で、それでいいんだって!それで、感性の鋭い人は、抽象的な事が多くて、なかなか現実に着地できなくても、それが個性というか特徴なんだから、それでいいんだって。
そのうち、私がまた、絵を始めちゃうかもしれませんね~・・・。また長文ブログ書いてしまいました。でも、文字も触れないし食べられないから、抽象的なのかな?・・・ん?・・・ま、いっか!