今日は月に一度の自治会の古紙回収の日です。

重たい新聞をビニールひもで縛って出します。

台車で、手押し車で、自転車で・・・みなさん工夫を凝らして重たい新聞を集積場所に運んで来られます・・・。


自分の変化をようやく享け入れようと思ったよこしま★ちゃん、

なんと!!!!

大切にしていた(親が費用を出してくれましたからね)学部時代の教科書を、

20冊近く出しました。


線形代数、力学、微分積分学、多様体、ルベーグ積分、、、あと、なんだっけ。

そうそう、情報処理技術者試験の参考書も。

それから、、、、。

思いだせない(笑)。


そう、思い出せないものを自分の周りに置いて、それに縋っていたのかもしれない・・・。

そりゃ、パラパラめくって、

『久しぶりに本気でいどんだら、まだ出来るんだろうな・・・』は、

解ります。でも、

今、それが、必要なのか、、、となると、

もう、、、、

自分の中で区切りをつけたくなったんでしょうね。


本当に必要なら、いつか、また、必ず自分の手元に戻って来ます。

それも、もう解ってしまったし、

今の私が欲しいのは、完全なる知識じゃなく、

人とコミュニケーションを取るための不完全なそれ。



隙間がないと、お話にならないもん。



案外、なんでも出来るってえのは(そんなにコンプリート出来るモノはありませんが)、

人を頼らないでいいし、機嫌伺わなくていいし、

ストレスもたまらないし、快適・・・のようで、

実は孤独だったりします・・・。


表面上、寂しくないフリしている人ばかりだと思うけど(笑)、

ホントは寂しいんじゃないのかなあ・・・。


集積場に行くまでの外の空気、すれ違うご近所の人、

おばあちゃんをお手伝いする、少し若い人(笑)、

ルールをどうするか云々カンヌンのちょっとした議論・・・。


やいの、やいの、結構楽しいコミュニケーションの種です(笑)


専門知識に縋っていたばかりに、こんな素敵な事をずっと逃していたなんて、

私は何をやっていたんだろう・・・?と、

ふと思ったのです。


いっぺんに全部となると、身体や心の負担になるので、

今日は、学部時代の教科書でした。

当時は、テスト以外、アルバイトとかで必死だったので、そんなにないですけどね。

どなたもそうだと思うのですが、

親に高額な授業料と教科書と交通費を出してもらっていたので、

それ以外を甘える事は一切出来なかったのです・・・。


当時は景気がよかったので、お嬢様のお友達とかは、

『ねえ、どうして、よこしま★ちゃんは、何もブランドを持っていないの?』と、

真顔で尋ねられた時はホントに困りました・・・苦笑。

私も尋ねたかったですけどね、

『ねえ、どうして、○○ちゃんは、高い学費を親に払ってもらっている学生なのに、

勉強をしないの?』って・・・苦笑。

あ、みんながみんなじゃないですけどね・・・苦笑。

そう言えば、W大に行った子も、同じ事を言われた、って言ってたなあ・・・。


ま、どうでもいい話ですけど。


そんなこんなで、たぶん、ぶっとんだクラスメートとのトラウマや、

「女の子なんだから浪人はやめなさい」という親からの指導。

と言う事は、行った学部は親の価値観の中で、相当下だと思われている、

大学の学部だったので、

18歳以降の私は、親からの侮蔑も受けていたという事でもあるので、

それら全部の学部時代のシコリというかそのようなものを、

教科書を棄てるという行為を通過儀礼の代替にして、

自分の嫌な感情を解放したんだと思います・・・。


20年以上かかっちゃった・・・苦笑。


なんかね、


変な気分。



でも、


結構、








キモチよかったよ・・・苦笑。