私の父は、末っ子です。おねいちゃんだらけの中で育ちました。

そして従兄は・・・と書くくらいですから、男ばかりでした。

うちの弟が一番下なので、従兄弟の中で、私だけが女でした。

なので、男の子の遊びを一緒にしていました。一応は気を使ってくれていた(と思いたい)けれど、

やっぱり男の子遊び。


なので、男性を異性の恋愛対象というより、友達みたいな感覚で遊ぶ方がずっと当たり前の環境でした。

そりゃ、若い頃のオイタも知っていますよ~。結婚して奥さんに黙っていてあげた事もたくさんあります(苦笑)

『奥さん大変だから帰ってこい!』と平気でのたまう、チビよこしま★だったあの頃・・・。
(背じゃありませんよ。背は今でもチビですからね…苦笑)


で、最近、一番仲良くしていた本家のお従兄ちゃんから、午前中に電話がかかって来るようになりました。

前回はGW前で今日で二回目。びっくり。

活気が溢れすぎて、ちょっとグルグル気味の私は、押され気味。

『にいちゃん、ちょっと、しゃべるのはやい、って・・・』とあたふた。

『そっかー、お前、元気かー????』

『うーん・・・』

『友達としゃべらなアカンでー』

『うーん・・・』


実はこのお従兄ちゃん、鬱病の先輩です。信じられない回復ぶり。

あの頃は、バブルがはじけて、転勤があって、激務で、離婚して・・・。

ダブル、トリプル、いやいや、もっと重なって、ついには鬱病を発症。

『退行』というものがこの世にあるのを初めて知ったのも、お従兄ちゃんがきっかけでした。

慌てふためく周囲。田舎育ちだったので余計に周囲の目は大変だったみたい。

10歳年上なので、田舎&時代、で、鬱病も離婚もまったく理解されなかったそう。


そーんな、お従兄ちゃんは、今は、老人福祉施設で働いています。

もう転職して12年になります。健康診断で見つかった腎臓癌も5年以上経ったので、克服したと言えると思います。

そんな従兄ちゃんは、元気すぎる元気で、ジミー大西さんみたいに、

『お前もがんばれよー』と電話して話します。


しゃべれよ、という割に、随分と聞かされました。

『でもお前とこうやって長い間しゃべるの何年ぶりや?』

『んー・・・バブル以来ちゃうかなあ?』

『こわっ!』

ホンマこわい(苦笑)


ホンマですよ。バブルで狂わされた人がたくさんいます。かないませんわ。


でも、まだ、完治していない私には、けたたましくて・・・(お兄弟ちゃんゴメン)、

『あのー、兄ちゃん、悪いんやけど・・・・、あのー、

・・・・ちょっと・・・、ウザい?』て言ってみました。

『あ、そうかあ?はっ、はっ、はー。』


兄ちゃんこんな明るかった、っけ???

そうだそうだ、社会人になって激務に就く前は、こうだった・・・。


『今から楽器屋いくねん。ギターの弦買いに。』


!!!!!


忘れていた。お兄ちゃんギター弾いたんやった。


『私のあげたギター、まだある?』

『おー、あるでー?でも、お前の、クラシックやから、あれは俺でも手大変やわ。』

『学校で買わされたヤツやからなー。それの弦?ナイロン?』

『ちゃうちゃう。フォークギターの方。』


出ました!!!兄ちゃん!!!

それ、先日、ラグで野呂さんが、山本恭司さんに『今、スチールギターって言うんだよ』って教わっていたそれだーー!!!


というわけで、フォークギターを弾く人が近くにいた事を思い出した今日でした。

『私でも弾けるかなあ』

『おー、いけるいける!コード表とかあるで。たまには田舎に帰って来いよ。教えたるわ。』



そう言えば、10歳年上のこのおにいちゃんの影響で、車を知り、夜の帳の中を走るそれで聴くカーステレオで、

AORやフュージョンを覚えたのがきっかけ。

『いつか車に乗って好きな音楽ガンガン聴くんだー』って、大学でアルバイトばっかりしてたっけ。

pioneer の carozzeriaが欲しくて、サラウンドにしたなあ・・・。

ブレーキランプと連動してライトが変光するように配線したなあ・・・。



『成人式やろ。飲みにつれていったるわ。』とミナミの街に連れて出てくれたのも従兄でした。

当時、私は、大阪の吹田市というところに住んでいたので、キタと言われるゾーンで、

阪急電車と大阪市営地下鉄を乗り継いで、堺筋本町とか難波とかで待ち合わせしたなあ。

勉強ばっかりで、お世辞にもオシャレでない、芋臭い私は、彼氏というものが、出来なくて(爆笑)、

『こうやって連れて行ってくれるのが従兄だけってなあ・・・』といいつつも、

『大人の仲間入りや~ミルク入りだな

と思っていました。


居酒屋で晩御飯を食べて、その後、『スナック』に連れて行ってくれました・・・。

今は、カラオケボックスがありますが、昔はなかったんですよ。スナックで順番にマスターやママが客の歌いたい曲を入れて、

他の客の前で歌う訳です。

当時二十歳だったよこしま★ちゃん、大好きな中森明菜さんの曲を大熱唱して、大喝采を浴び、

『お嬢ちゃん、うまいなぁ』と他のおじちゃんに褒められて、一杯おごってもらったり、お惣菜ひとつつけてもらったり、

してもらいましたー。

おじちゃんは、ママさんとデュエットするのが楽しいみたいで、一緒に歌っていたり、

おごってもらったお返しに、『銀座の恋のものがたり』という、とーっても大人過ぎる曲を、

そのおじちゃんとデュエットして差し上げたりしました。


たぶん、学業が本業で無くて、容姿がそこそこだったら、間違いなく売れっ子ホステスさんになったと思います。

キレイで売るんじゃなくて、ノリのいいホステスさんね♪


なつかしいなあー・・・。


元々は両親とも実家が御商売さんなので、その気質があるのかもしれませんねミルク入りだな


・・・って一体何の話???(苦笑)


でもいいなー、私もやりたくなってきたなー。今からでも出来るかなあ・・・、

『フォークギター』(笑)


おにいちゃん、ビートルズ練習するんだって。いいなー。お仕事は夜勤ばっかりだから
(でも時間で交代だから数値目標で追い詰められてた昔からすると精神的に辛くない、って。)、

これから楽器屋さん行って、それから仮眠というか睡眠とるんだって。

ストレスで太っていた体重もほぼ標準体重まで落ちたって。


ほんとストレスって怖いね~。


てなわけで、今日は、息子の病院なので(親子でかかった先生だったりして…苦笑)、

今から昼夜逆転した息子を起こします~。

帰りに、楽器屋さん、見に行こうかな・・・。


根っから、音楽が好きで、実はギターだったんだ・・・。母親の影響もあり鍵盤楽器を二十歳までやっていたけれど、

父親も白いギターが小さい頃家にあって、ポロンポロン、つま弾いていたなあ・・・。

父親は、洒落た今風のそれではなくて、演歌だったけれど、でも、楽譜とか買わないで(お金無かったし)、

思いだしてはその節の通り再現する、言わば、耳コピの元祖、みたいな形。



だから、ギターの音色、私には心の故郷(ふる里)なんだねー・・・。


最近、急激に解って困るよ、ほんとてれ(苦笑)


でも、それを受け入れる、って昨夜決めた所だから・・・・、って、

こわー汗


こわー汗汗

ふー・・・。

もう、やめてよぉ~・・・驚きやすいんやから・・・ドキドキ。

またタイミングが更に凝縮されてコワイ。



ユウミ先生からいただいた天使さんからのメッセージとも同期していて、

ちょっとクラクラクラクラしています・・・。


はいはい、受け入れますよ、受け入れますっ。

よこしま★、急な変化には弱いですけれど、やります、ってば。


でも、でも、


やっぱり、


この、


怒涛の勢いというか、


先日の奇跡といい、


ある意味バースト(噴出)だーーーー汗



善は急げーーーーードタバタ
(あ、逃げてるんじゃないのよ?…苦笑)



でわまたっスニーカー