東北地方太平洋沖地震に関する対応状況等について | ♪よこしま☆ちゃんの日常♪

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~ ゆるゆる生きる ~

メーリングリストで流れてきました。


諸般の事情で休学はしていますが、やっぱり一員であるのだと痛感しました。


今、医学部附属病院に通院していますが、教授をはじめとする医師の方々は、入院患者も外来患者も診ておられて、なおかつ、この対応にたいしての準備をされております。


丁度、診察中に地震がありました。京都ではあまり揺れませんでしたが、にわかに担当医師が専用ブラウザを立ち上げ、

地震のその規模と場所を確認しました。

迅速に診察を終える運びとなりました。私も必要最小限の薬剤の依頼と、自身の体調に合わせた端的な予約に徹しました。

そのまま会議に走って行かれました。学内の人間であるからこそ、その尋常でない忙しさと重責を担っておられるお役割でおいでになることは、

痛々しいほどに解るので、私もその状況を甘んじてお引き受けいたしました。

何かを率先して行う事も素晴らしい事ですが、それをお引き受けするのにも力が無いと出来ない事だというのは、

ここの学生に来て一番強く学んだ事で、改めて痛感する出来事でした。

看護する立場の人間が倒れてはイケナイという事とほぼ等しい感覚だと思います。


そりゃ、人間ですから、決して万能ではありません。けれど大きすぎる期待をお引き受けする立場である事、

それでいて尚且つ頭を垂れる立場である事を、重々承知していながら、

最大最善の努力を寝食を忘れてなさっている先生方がおいでの独立法人機関であると、

再認識した今日でした。

http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news7/2010/110317_1.htm

未曾有の地震です。全国で行われている(特に首都圏)会議が軒並み延期になっています。

ギリギリまで、運営もされている各先生方は話し合いを重ねた模様です。

お怒りや感情がこの機関に携わる人間に向かう事も、先生方は重々承知です。

その上で仕事を全うさせていただいている人間ばかりです。


だからこそ、ドクターストップがかかったとはいえ、途中で体を壊してしまった自分の物理的性質や環境を情けなく思う毎日です。

その為に、自分に出来る事は、まず体を治して、また勉学に勤しみ、社会貢献できる人間になりたいと、

そう強く思いました。

悠長にするつもりはありません。今、最先端で矢面に立って活動されている、英知の集合体である既にプロ中のプロでおいでになる先輩(先生)方に、

まずはお任せし、その先輩方の英断と具体的手法に従う(お引き受けする)事で、

自らの成長の糧にしたいと思いました。

それが最短で最良の道であると、現状を総合的に判断し、それを信じる事が自分の立ち位置であると思います。

頑張ります。ギリギリまで頑張ります。けれど冷静に俯瞰的に判断し、

頑張りすぎる事は致しません。

それはひとり親でもあるからです。子ども達の物理的なフォローやメンタルフォローもあるからです。

私達がまず倒れない事。そうする事でトリアージで優先される方に医療スタッフが行き渡る事。

これが私の考える、”人的節約”です。

寂しいです。辛いです。けれども辛抱します。

けれども、もし辛抱しすぎて体に変調を来たした場合には、遠慮なく医療機関に向かわせて頂きます。

その際には、決して感情的にはならないよう、また、診察時間を最短限に出来るよう、

自分の症状を冷静に性格に俯瞰的に把握し、

議論するべき事項を予め整理してから、かかる努力を最大限行いたいと存じます。


いい訳に聴こえる皆様も多くおいでだと拝察します。

できましたらば、ご理解賜りたいところではございますが、

皆様には、それぞれの人生の背景がおありだと思いますので、

多様なお考えがおありですから、もし、ご理解賜れなくても、その事実をお引き受けしたいと存じます。


今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げます。


なおかしこ。