…ってのはどうでしょう?(笑)
娘の小論文トレーニングの課題と、
回答解説を参考に導きだした、
「現代における勉強することの普遍的な意味や価値」
ということに対する私のシンプルな回答です。
☆時代背景によって勉強する目的が変わる。
☆かつてのような経済的な豊かさや社会的な地位のために勉強するといった考えがもはや共有されなくなった。
が筆者の言いたい事なのだそう。
私は本心を言えば、
この二つの論点に対して、
どちらもはなから共有できません(笑)
なぜならひとつめは表層的にみた場合に言える事で、
掘り下げて考えれば、
「勉強(今習っている単元)を通じて、
どのような概念や思考を身に付けさせようとしているのか!?」を、
念頭に置きながら、
目の前の課題に対処すれば、
時代背景によってそう大きく目的が変わるものでもない、
という考えを持っているから。
もうひとつについても、
はなから経済的な豊かさや社会的な地位のために勉強すると言った考えを共有する人の割合が大多数、
というなら理解出来るが、
マジョリティが解の全てを包含すると表現する事自体、
誤差を含んだ言い回しである、
と考えているから。
…ってことは、
私は筆者の考えを浅はかだと思い、
「もぉ、誰!?こんな論議するまでもないチープな問題を出題しようと判断した責任者はぁ~!?」
とプリプリ隠れて怒る(笑)。
なぜプリプリ怒るかって?
そのまま書いたら点数が無い事が解ってるからですよ(笑)
小論文は、たとえ自分の本心が、
さっき書いた事であっても、
一旦受け入れてから、
それに対して流用といいますか、
料理して提供する仕組みです。
ま、どんなテストでも似てる部分が多いですけど(笑)。
料理人たとえてみましょう。
出題者が用意した材料で、
「○○を作れ」という課題を出され、
その中で「こういう工夫をしました」
が適切な回答とされる訳です(笑)。
「これでは大したものが出来ないから、
他の材料として、
これとあれを提案し、
結果この料理が出来上がりました」
とすると、殆どの人が、
「与えられた材料以外は認められない」
と言う訳です(笑)。
「ほ~、それは素晴らしい!
他の人にも共有するといいと思うが、
どうだろう、
これを世に出してみては!?」
と出題側がこちらの意見を、
取り入れてくれる事は殆ど無い、
という事でもあるからです。
てなわけで、一体何の話でしたっけ(笑)!?
たぶん…小論文の解き方のテクニック。
小論文を読んで学んでるんだか、
点数の取り方を学んでるんだか、
と聞かれたら、
やっぱりこっそり、
「後者ですっ」と、
声を小さくして言うでしょう。
なんだか勉強が世渡りみたいで、
悲しくなってきましたが、
こう捉えてみても、
人生を生きるには必要な事なんだから…、
という理由を述べられたら、
「だったら、まあ、仕方ないか」
となりそうなので、
あながち悪くないタイトル(回答)だと思いますが。
けれど私の指導教官はとても嫌がるでしょうね。
落としどころ、折中、迎合、取り敢えず、言い逃れ、…などは、
主体性が無いとお叱りになられるので(笑)。
大学院の教授のお考えと、
高校一般模試の模範回答は、
知らない方々からすると、
似ている(延長線上)と思われるかもしれませんが、
実は似て非なるのです。
そもそもこれら二つは、
同じ次元には無いのです…
という事は同じベクトルにはならず、
自ずと同一線上にならないので、
似ていないとなります。
コサイン相関値…つまり、
余弦定理の応用を使えば解るんですけど…(笑)。
なので私は元来は、
このざっくり系の、
「ま、細かい事言わないで、
大体似てるんだから、
もう同じ、って事でいいよね」
は超苦手です(苦笑)。
疲れていたり、逃げ場が無かったりしたら、
仕方なしに表面上迎合しますけど、
よく表情を見たら、
細かく観察出来る人は、
「あ、こいつ、納得してないな」
と解ると思います(笑)。
てなわけでちょっと語ってしまいました~♪
たまには、ね☆