
痛いーーーーーーーーー!!!!!!痛すぎる!!こんなに痛かったっけ!?息が出来ないよ!!!横から挟んで合計4枚(一枚におさまらないので)、上から挟んで合計2枚でした。見栄でなく、自慢でなく、若い頃から胸が大きいのが悩みの種で(大きすぎる・・・・泣)、俗説では「大きいと乳癌になりやすい」だの「見つけにくい」だの・・・etc.身内に医者がおらず、俗説に脅かされる日々。不幸な事に、昨年、母方の従姉妹に乳癌が見つかり、もうやいの、やいの・・・家庭の事情で自分の検診日程を作り出す余裕が無い時期だったので、余計に精神的に追い込まれていました・・・
予防センターは府立医大の先生が出向している機関です。大学病院で無いので大混雑を避けることが出来ました。自宅からは自転車で30分という所でしょうか。京都は自転車が多いので直行しようとするとちょっとストレスですが、街を散策するつもりでふふふーん♪と、はなかっぱ@NHK教育のような面持ちで行くと、鴨川を越え、御所を越え、府庁を越え、二条城を越え・・・と、結構楽しいものがあります

肝心の診察では覚えているかどうか不明ですが一応、「先生、ご無沙汰しておりますぅ♪」と挨拶をしましたら、「まだ乳汁は出ますか?」とおっしゃいました。あ、覚えていて下さっている!!あの時は、脳下垂体の腫瘍が疑われて本当に心労がたまっておりました・・・造影剤にアレルギーを持っていることや、その時に解った閉所恐怖症のせいで、なかなかMRIをうまく受けられなくて、技師の方もまじめで検査を完遂することに専念してしまわれて、なんとも余計にストレスを受けた日々を思い出します・・・
あれからカバサールも飲めないほど・・・いやいや、うつ病になって、薬を勉強して、カバサールをカバーする意味のルボックスの服用が私の治療には理論的にも実証としても有効なのが、この数年で解って、それゆえの疎遠でもありました。あれから3年・・・になりますかね。
「はい、一年に一度たまーにちょっとだけ分泌はしますが・・・」と不安を口にしたら、「あ、その程度なら何も心配要りませんよっ」とアッサリ言っていただき安心しました♪また、「胸が大きいので、医学的知識の無い、私や親戚などは、なり易いという俗説を信じてしまって、不安なんです。それに加えて、昨年従姉妹に乳癌が見つかり、この2,3年ご無沙汰してしまっていたりして、周囲からの潜在的な圧力が本当にストレスで心を痛めてしまって、ちょっとうつの方もよろしくないように思います。」と訴えました。
すると、「胸が大きいとマンモグラフィにしっかり撮るんですよ。その分、見つけ易いんですよ。」とこれにも回答して下さり、「お薬は飲めていますか?継続して服用すると効果が出る薬なので飲んで下さいね。」と周囲の目を気にして(古い価値観および知識の無い親戚なので、精神科の薬、という偏見があるんです)ちょっとルボックスをやめてしまっていたけれど、この一月再開したことについても、後押しして下さいました。
「この様子でしたらまた一年後くらいでいいと思いますよ?ここならそれほど混んでいないので・・・・笑」と。先生もそう思っていらっしゃる部分がおありなのですね

一年に一度の検査のために、大学病院で行うと言う事は、遠方からも評判を聞いてきた、とんでもない権威主義というか、あやかりたい人といいますか、本当に大変な人も含めて大混雑していて、私が一日一日仕事ということは、医師だって一日繁忙ですものね。そりゃ、そーだ

それにしても胸が大きいのはマイナスばかりだと思っていました。若い頃は痴漢に会うし、それ以前に「胸の大きな女はバカ」という俗説も昔はあったんですよ。本当に女性を侮蔑したものですよね!!下着のサイズも今ほどは揃ってなくて、なかなか見つからず、やっと見つかったと思ったら、可愛いの「か」の字もそこには存在しない、飾りっけなしのベージュの、ただのデカイ布しかありませんでした。
私の親はAカップなので、「本当にまあ体ばっかり成長して」みたいな目で見られていたのを多感な時期はストレスに感じていました。同性の母親に理解されない娘って何とも疎外感がありますよね。ま、それだけ探すのが大変だったんですから、年齢を考えると体が辛かったろうし、不可抗力だけれど、そんな俗説を受けてしまう娘を哀しく思っていたかもしれないし、そんな複雑な想いが、母の態度を硬直させていたのかもしれない・・・と今なら理解できますが、当時は私も単なる人生のひよっこだったので、悪い風にとってしまったんですよね。
ま、それをバネに相当進学校に進んだので、自分で「胸の大きな女性がバカとは限らない」と証明して生きている部分が多いです

本当に私にとっては胸が大きい事は、嫌なことしかなかったけれど、でも、でも、マンモグラフィによく反映されるとは、嬉しい事です♪自分の体の事って自分で知らなかったりしますもんね。特に医学的見地という専門的アプローチなんて、一般的には身内に医者がいない家系では、ご縁の無いものですから、一年に一度なら痛いマンモグラフィを受けたとしても、このご縁が続くのなら、頑張れるかな♪
そのことによって、無知から来る風評被害とそのストレスから解放される・・・幸せな事で、自分には必要不可欠な事だと思います



この検査を通じて、こういうマイナスの、特に周囲から刷り込まれた偏見に近い思い込み、というものを、ちょっとずつ改善出来たらいいなー、と思いました♪それは上記にあるような解放も含めて。体調が整ってきたので、そろそろ認知の歪みを修正する事を意識して訓練して行きましょうか、と、精神科の医師にも指導いただいた所なので、早速実践できた、という事ですから、とても嬉しいです!!!頑張れない時もあるけれど、でも、やっぱり諦めなければ、いつかは必ず啓ける!!・・・ですよね
