2008/3/12。
宮崎の会議で発表。
この頃は本当に体調が悪く、
資料も全くまとまらない状態。
それもそのはず、研究自体が内容の無いものだったからだ。
子守に来てくれたはずの母が、
何を思ったか何も考えていないのか、
ひらすら話かけるのも相当ウザかった。
そのくらい心のゆとりが全く無かった。
この能天気な母にイライラした。
いや、産まれてこの方、ずっと能天気だ。
こう思うと言う事は、自分をずっと産まれてこの方、
追い詰めていたという事になる。
どうしてお気楽・能天気に考えられなかったのだろう・・・
「そんな事もできないのか!」「人として最低」
という言葉を使って責められていた気がする。
子育てに余裕が無かったのだろう。不安だったのだろう。
私は典型的な女の子としては育たなかったから。
育てなかったくせに(笑)
てなわけで、
「もう随分前から言いたかったのだけれど、
この様子をみて間に合いそうに無いから集中したいと思っている事に、
なぜずっと気づかない???」
と徐に言った。
「ずっとずっと・・・」を使った。
私は根に持つタイプのようだ(苦笑)
今思うと体調不良だったんだから、
そそくさと休学したり退学したりして、
治療に専念すればよかったのだろうし、
事情をお話すれば競争的資金の業績も、
解ってくれただろう。
けれど、この能天気な母は、
自分で責任を取れない。怖い事に立ち向かえない。
昔から。いつも人任せ。
いつだってそうだった。
「えー。出来なぁい。」
アホか。と言いたいけれど、本当に出来ない。
親父、もうちょっとマシな女を選べなかったのか?
・・・もう他界しているから届かないか。
やれやれ。
いつもいつでも、父親と私がやいのやいの喧嘩しながら、
対応してたっけ。
何も出来ないお嬢さんがよいという男性!
結婚するならよく考えてください。
子どもが迷惑します!!!
かまってもらえないと、
「周りの人は全員・・・」と一部の事を汎化し、
人でなし呼ばわりする。
あっちにひっつき、こっちにひっつき、
怖いお人だ・・・・
そしてお幸せな人だ・・・
そんなこんなでウツ状態でも休めなかった。
フライトでは過呼吸が出始めていた。
相当危機を感じ、慌ててANAのチャンネルをキッズチャンネルに合わせる。
大好きな藤井隆さんのMCと、
「メロンパンの歌」のベビロテに救われた。
♪あんぱんにはあんが入っていて、
クリームパンにはクリームが入ってる。
でも、メロンパンにはメロンが入ってない、残念!♪
というような歌詞だったと思う。
するどい指摘だった(笑)
「そうですね~。カニパンにもカニは入っていないんですよ~?」
と言う藤井さん。
当然、帰りもANAなので、急いで同じチャンネルに合わせました。
一時間強のフライトをこれで乗り切りました。
音楽とお笑いの力は凄い!!!!
発表自体はボロボロ。
人に聞かせられる代物ではまったくない。
ただ辻褄合わせの論文。
割り切ってはいたけれどつまらない論文。
消したい過去だ。
けれどそれ以上に価値があった会議でもある。
背景を考えたらね。
完全に逃げるわけにはいかないんだ。
かーちゃんだから。
唯一の親だから。
自分の親が無責任だから。
私はそうなりたくありません。
反面教師。