韓国語の学習者はもちろん韓国人の話の中でもよく発見できる間違った表現がある。それは、理由を表すとされる「아/어/해서」の使いである。「-아/어서」は、基本的に時間的な前後関係又は理由や原因を表す。この時、「-아/어서」自体がすでに前後の文脈から過去の意味を持っている、又は後ろに置かれる本動詞の過去形に依存しているため、過去形との接続はしない。

  • 어제 배가 아팠어서 병원에 갔어요. (X)

  • 어제 배가 아파서 병원에 갔어요. (O)

文末の動詞'갔어요'が過去形なので、前の'아파서'も自然と過去の原因として解釈する。

              <主な使い方とその例>

理由と原因

前の方が後ろの理由になる

비가 와서 택시를 탔어요.( 0 )

비가 왔어서 택시를 탔어요. ( X )

時間の順序

前の行為をしてから後ろの行為をする

사과를 씻어서 먹었어요. ( 0 )

사과를 씻었어서 먹었어요. ( X )

手段・方法

前の状態や行為を維持しながら後ろの行為をする

걸어서 학교에 갔어요. ( 0 )

 

参考として一つ付け加えると、この表現は命令文、勧誘文では使えない。

 

힘들어서 빨리 가 주세요.( X )

바빠서 내일 오세요.( X )

더워서 집에 갈까요? ( X )

시간이 없어서 내일 갑시다. ( X )

 

これらの例はすべて間違った文である。

では、-아/어서」が使えない場合は、どう表現すればいいか。多くの場合、理由を表す他の表現「-(으)니까」又は「-기 때문에」を使う。「-(으)니까」は話し言葉として、「-기 때문에」は書き言葉としてよく使われる。以下のように。

 

힘드니까/힘들기 때문에 빨리 가 주세요.( 0 )

바쁘니까/바쁘기 때문에 내일 오세요.( 0 )

더우니까/덥기 때문에 집에 갈까요? ( 0 )

시간이 없으니까/없기 때문에 내일 갑시다. ( 0 )

 

韓国人の話を聞いていると、時々強調のために「그랬어서…」を使うことがあるが、これは文法的に間違った表現である。なので、改まった場面や試験では絶対使わないように気を付けないといけない。