学生の作文をチェックしていると、"지내다"と"보내다"を混同することがとても多い。日本語では、どちらも'過ごす'と訳されるので、わからなくなるようだ。正直、韓国語のネイティブに聞いても明快に説明できる人はほとんどいないのではないかと思う。結論から言うと、'지내다'は状態と生存に焦点があり、'보내다'は時間の流れとその時間の使いに焦点がある。

'지내다'は、特定の時間を'どんな状態や姿で生活するか'に重点を置いている。主観的な日常や生活の質に関する表現によく使う。 

 

요즘 어떻게 지내세요?

방학 동안 즐겁게 지냈어요.

지금은 어디서 지내세요?

これらの表現は'生活する'の意味がとても強い。

'보내다'は、'時間を物理的に消費すること'に重点がある。'보내다'は、本来'物を送る'という語源から来ており、時間をどこかに流す意味が強い。

주말을 알차게 보냈습니다.

군대에서 2년을 보냈어요.

시간이 있을 때는 아이들과 시간을 보내요.

具体的な時間名詞ー週末、休暇、3年などーと一緒に使うことが多い。

💡 一目でわかる決定的な違い

 

지내다

보내다

挨拶(会った時)

 잘 지냈어? ( 0 )

 잘 보냈어? ( ∆ )

時間

 3년을 지냈다.

 (そこで'生活した'の意味)

 3년을 보냈다.

 (3年という時間を使った)

関係

 친구과 가깝게 지내다. ( 0 )

 친구와 가깝게 보내다. ( X )

挨拶(別れる時)

 즐거운 연말 지내세요. ( X )

 즐거운 연말 보내세요. ( 0 )

 

 

🎓 '보내다'は他動詞で、前に具体的な時間を表す目的語(시간을, 주말을, 연휴를など)が置かれることが多く、'지내다'は自動詞で、目的語なしで副詞(잘, 즐겁게, 편안히など)と一緒に主語の状態を表す。

휴가 잘 지냈어요? vs 휴가 잘 보냈어요?

どちらも使うことができるが、"휴가 잘 지냈어요?"は休みの間、元気だったか、何か問題はなかったかなど、私の状態を聞いている。"휴가 잘 보냈어요?"は、休みというその時間をどう消費したかを聞く表現である。似ているようにみえるが、微妙なニュアンスの違いがあることに気を付けよう!しかし、"휴가 잘 보냈어요?"の方がより日常的な言い方である。