多くの学習者が混同するものの一つとして"자기"と"자신"が挙げられる。これらの最も大きい違いは、使える人称が異なる点である。1人称の'나'と2人称の'너'を表すことができるかどうかでその使いが分かれる。

 

まず、使い方を見ると、"자기"は3人称だけに使う。

以下の例文を見てみよう。

1人称: 나는 자기를 믿는다. ( X )

2人称: 너는 자기를 믿어라. ( X )

3人称: 그는 자기를 믿는다. ( 0 )

主語が1人称と2人称の場合、'자기'を使って表すと違和感を感じる。反面、3人称で主語を'그(彼)'にすると、自然な表現になる。3人称を強調したい場合は、"자기 자신"と表現することもある。

反対に、"자신"の場合、1、 2、 3人称すべてに使える点で"자기"と異なる。次の例文で確認できるだろう。

1人称: 나는 나 자신을 믿는다. ( 0 )

2人称: 너는 너 자신을 믿어라. ( 0 )

3人称: 그는 그 자신을 믿는다. ( 0 )

文体の側面から比較すると、"자기"はカジュアルで、日常的な感じがあるため、主に話し言葉として近い間で使える。"자신"は公式的で改まった感じが大きい。そのため、書き言葉として又はニュースやプレゼンテーションのような場面でよく使われる。カップルや夫婦の間で相手の呼び名としてよく"자기"が使われるのは、 "자기"が持っている日常的なニュアンスのためであるだろう。