老人ホームや介護の現場で時折ニュースになる
虐待事件や死亡事故…
本当にあってはならない事件だし、許せません!その他の施設も徹底的にスタッフ教育を厳しく行いスタッフ職員の意識の向上を図らないといけないです!
高級施設で転落死「危ない老人ホーム」見分けるポイント5つ
↑コレは受け入れる側の経営改革・意識改善ですね。
当然頑張ってもらわないといけません!
さて、皆さんにお尋ねします…。
お気を悪くされたらすみません。
途中で読むのを止めてください。
あなたは、自分の老後は元気に過ごせると妄想していませんか?
死の直前まで元気に過ごせると無意識に思っていませんか?
自分は足腰も不自由にならず寝たきりにならない。
そんな自分に都合の良い老後を迎えれると思い込んでいませんか?
私は整形外科のリハビリ主任を任されていた頃、年に数回、老人ホーム・介護施設のスタッフ講習の依頼を受けて介護職、看護師の方々に高齢者への運動の大切さを伝えていました。
逆に利用者の方々にも分かりやすく運動(体操)の大切さを伝える機会も多くいただき介護職・利用者の双方向の運動に対する理解の向上という役割を担うこともさせていただきました。
・寝たきりの人が起き上がれる様になる事。
・なんとか起き上がる事が出来る人が今度は立ち上がれる様になる事。
・立ち上がる事が出来る人が自立歩行が出来るようになる事。
運動能力の向上としては素晴らしい事なんです!
でもね…
現場ではね…
高齢者の方々が、その様なことが出来るようになればなるほど、リスク管理が大変になるのです…
転倒によるリスクが遥かに上がります。
現場でお仕事されてる方々にとっては
じっとしてもらってた方がいいのですよ。
また逆に、利用者の方々も運動にはあまり縁がないので、
こんな運動をいまさら頑張ってもどうにもならんで!
しんどい割になんもかわらん!
座ってる方が楽や。と…。
そーですよね。しんどいですものね。
介護の現場では介護を(する・される)された方にしか分からない、見えない、理解出来ない…複雑で大変な想いがあるんです。
講習ではそーゆーぶっちゃけた事も含みながらみなさんにはお話さてもらっていました。
だからと言って今回起きたような事件が擁護される事はありません!言語道断です。
今後どんどん日本は高齢化が進んでいきます。
数十年後には3人に一人は60歳以上。急に働き盛りの人口が増える事はありません。決定してる未来がすぐそこにあるんです。
「超高齢化社会」
第二次ベビーブームで人口がガツンと多い世代が我々40代。
今の社会保障をしっかり担ってる世代です。
ある意味アラフォーが最後の砦。
我々が60歳、70歳になる頃にはその時代の働き盛り世代は今の半分。そして高齢者は今の倍。
考えるだけでゾッとします。
その時あなたは60歳、70歳だとして…
今の様にはたして元気なのでしょうか?
今現在でも働き手の少なくなってる介護施設には将来もっと人手不足が予想されます。しかも大手はどんどん撤退していく介護の世界。そんな状態でも今よりも溢れんばかりの高齢者。
たぶん劣悪な環境ではないのでしょうか?
それなのに高額な利用料も予想されますよね。高額な利用料を支払っても利用出来るかどうか、ホームに入居出来るかどうか…。
当然、行政はそうならない様に施策は講じてると思いますが…ってか、講じておいてください。
老後を考えるだけで吐きそうです。
将来、働き手が減り、超高齢化社会を迎え、税収も落ちて社会保障が破綻しそうな日本で、これから高齢になっていく我々アラフォーは本当にカラダが大事です。
テレビを見て虐待を受けている高齢者の方を見て可哀想だと言ってる場合じゃないですよね。あの方もカラダが元気なら施設に入らなくて済んだのかもしれません。
(なにかしらの疾患を抱えてる場合もありますので一概には言えませんが)
いつも高齢者の方々に運動のお話をしてる時に締めくくっていた言葉があります。
「自分の最期の時はね。自分の棺桶を足を上げてまたいで入って、腰を下ろして横になる。それくらい最期の最期まで足腰大事にしてくださいね!」
って。
最初は怒られる事、クレームが来る事を覚悟して言うたのですが…
毎回笑顔で拍手してもらえてました。
みなさん元気が一番な事は分かってるんです。
どうしたらいいのか分からない、運動してこなかったのが悔しいんです。と仰る方も多くいました。
生きとし生けるもの全て老いていくのは止めれません。
でもね努力次第でなんとかなる事も覚えておいてください。
何を目指してるん?って聞かれたら…
答えは出ますよね。