フェリペ・マッサがハンガリーGP予選でケガを負い、その代役に選ばれたルカ・バドエルが2レースで輝きを見せられなかったフェラーリ。イタリアGP以降、どのドライバーをキミ・ライコネンのチームメイトに据えるべきか、チームは代役探しに集中していた。
そのフェラーリは3日(水)夕方に記者会見を開催し、バドエルの後任としてジャンカルロ・フィジケラを起用することを正式発表。フィジケラはこの会見の数時間前に、フォース・インディアとの契約を解除していた。
フェラーリ代表のステファノ・ドメニカリは、バドエルの後任としてフィジケラをチームに迎え入れることについてコメントしている。
「われわれがフィジケラを選択したのは、彼がシーズン終盤戦で効果的な貢献をしてくれると予想しているからだ。ジャンカルロはこれまでの長いキャリアを通じ、速さがあり競争力を手にしていることを証明してきた。われわれは母国レースでイタリア人ドライバーを起用できることに誇りを持っている」
ヨーロッパGPとベルギーGPでルカ・バドエルにレースシートを与えたフェラーリだったが、これは長年テスト&リザーブドライバーを務めてきたことに対する“感謝の意”だったようだ。
「この状況下でチームスピリットを示してくれたルカ・バドエルには、感謝を捧げたい。彼がこの2戦で真の力を発揮できなかったことは残念だ。この状況に挑むのは、誰にとっても難しいものになったであろう」とドメニカリは語っている。
フェラーリは現在コンストラクターズ選手権3位につけており、来週末は母国レースであるイタリアGPに臨む。コンストラクターズ選手権4位のマクラーレン・メルセデスには12ポイント差を築いており、ライコネンとフィジケラはこのリードを失うことなく3位を死守するという目標に向けて戦っていくことだろう。