ファイトスタイル:サウスポー・ムエタイ(圧力型)・堅牢(鉄壁)・鋼鉄の左キック


パンチベース:右始動・右→左フックの連打・アッパー・オーバーハンド・バックハンドブロー(ストレートは少ない)


キックベース:左ミドル主体・左ロー(最重要警戒)・左ハイ・飛び膝


構え:ムエタイ(八の字構え)、足の向き(逆八の字)


特徴:ボディ効かない・攻撃時ガード下がる

ピンチ(感情的)になれば右→左フック連打


戦略→卜部功也戦の開幕オーソドックス・左ストレート引き手の際の右ハイ(最近の傾向から恐らく特別な奇作中は無い。)


想定される弱点:耳裏打ち・ストレート系連打・二段飛び膝・テンカオ・インカーフ・三日月蹴り・上弦三日月蹴り


試合展開:一番厄介なのはスイッチしようが関係無く左ロー主体でインファイトされる事。

無理矢理来た場合は平本蓮の様にテンカオで押し返す必要もあると思う。

試合開始直後は奇襲は無く、グローブタッチをする。いきなり蹴っても良いと思う。

蹴りを意識しており足が基本的に爪先前向き・逆八の字に向いている事から、カーフが内向きに露になっている。

現在のトレンドである外カーフはボクシング構えの選手が多く、それらが爪先内側向きの為有効だが、ゴンナパーの構えには該当しない。

なので左の蹴りにインローは勿論、内カーフを返すのが有効と考えられる。

卜部功也戦で一時的にオーソドックスに構えた事があるが、基本サウスポーのままなので軸足を潰せば試合を有利に展開出来ると考えられる。

タイ人の中でも真面目なゴンナパーはスロースターターで、左ミドルからペースを掴むのでペースを掴ませない為にも蹴り返しは大事だと考えられる。

また左の蹴りを出す際に必ず右ガードが下がるので、チンギス・アラゾフが日菜太をKOした時の様に左ミドルに左にステップしながらの前手フックも有効だとは考えられる。

篠原1戦目以降ボディは喰らっても顔面のパンチら貰わない事を意識しており、オフェンスの時以外はガードを固めているのでディフェンスは強固ではあるが、耳裏の位置まではディフェンス出来ていない。

また顔面のガードに集中するあまりボディががら空きだが、ボディブローを貰っても平然としている姿が散見される為三日月蹴りが有効と考えられる。

八の字の覗き見ガードである事から下からの攻撃に反応出来ない部分があると思料される(ウェイ・ルイの二段飛び膝を被弾した事もある)。

上弦三日月蹴りは有効なのではないだろうか。

八の字構えである故にパンチはオーバーハンド気味であり、打ち合いになれば基本的には右→左の規則的なフックの連打なのでストレート系連打、あるいは打ち終わりのハイキックも有効だとは思う。