今日は、大切な友人の朗読発表会へ。
ひさしぶりに高校の同級生仲間と集まりました。
集まったメンバーは、それぞれ本当に素晴らしい人生を歩んでいる人ばかり。
元アナウンサーや、
会社の経営者としてたくさんの従業員を率いている人、
ご自身の夢を信じて目標に向かってステップアップし続けている人など、
現在を美しく謳歌している自慢の仲間たちです。
そして本日の主役である友人は、まるでモデルさんのようにスタイル抜群で、いつも周囲をパッと明るくしてくれる輝く大人の女性。
そんな彼女が今回朗読した演目は、戦後を代表する女性詩人・茨木のり子さんの『倚りかからず』という作品、環境やその生涯についてでした。
会場で私の胸に深く突き刺さったのが、この一節です。
もはや できあいの思想には倚りかかりたくない もはや できあいの宗教には倚りかかりたくない もはや できあいの学問には倚りかかりたくない もはや いかなる権威にも倚りかかりたくはない
ながく生きて 心底学んだのはそれぐらい じぶんの耳目 じぶんの二本足のみで立っていて なに不都合のことやある 倚りかかるとすれば それは椅子の背もたれだけ
「じぶんの二本足のみで立っていて、なに不都合のことやある」という凛とした言葉、本当にかっこいいですよね。
茨木のり子さんは、50代から新しい言語を学び始め、60代で素晴らしい賞を受賞されるなど、他界されるまで真っ直ぐに胸を張って生きてこられた女性なのだそうです。
いくつになっても挑戦を恐れず、自分の足で凛と立つその生き方に、私も「まだまだ頑張らないとな」と大きなパワーと刺激をいただきました。
群馬で行われた今回の朗読会は、時代背景のナレーションを交えながら、美しい言葉が心に染み渡る素晴らしい時間でした。
毎年足を運ぶたびに、新たな学びや気づきをいただけます。
朗読は、読み手の言葉や想像力で、たくさんの豊かな物語を紡ぎ出すことができますよね。
読み手の人柄や声のトーンによって世界観がガラリと変わりますし、聞き手の受け止め方によっても何通りもの景色が楽しめるのが、本当に奥深くて素敵だなと感じます。
――そして、この素晴らしい朗読会のあとは、待ちに待ったお楽しみのランチタイムへ!
※この記事は過去のものを、一部再編集して再掲しています。
