先週観劇してきた2つの舞台の内、まずは『ムサシ』から…
演出:蜷川幸雄
脚本:井上ひさし
CAST:藤原竜也/小栗旬/鈴木杏 etc
蜷川好きとしては一度は行ってみたかった劇場、
遠かったです

開演5分前ギリギリに到着しました 。
舞台の深い奥行きを生かしたセットの効果で、
幻想的なもあもあ~とした空間を演出し
最初っから引き込まれてしまいます。
簡単なあらすじは…
巌流島での武蔵(藤原)と小次郎(小栗)の数年後、
命はとりとめたが卑怯者武蔵、憎し~と彼の後を追って
再決闘をしに現れた小さなお寺でのお話です。
とにかくCASTがすごくて、脇を固めるCASTも大好きな俳優ばかり
予備知識無しで行ったから『あっあの人も!この人も!』
状態です!特に好きなのが吉田鋼太郎さん、大石継太さん、
白石加代子さん。
自分の最初の舞台観劇が10年以上昔の『身毒丸』なので、
藤原&白石の組合せは泣ける~
鈴木杏ちゃんもTVで観ると?な印象でしたが舞台映えする~
遅筆で有名な井上さんが脚本なので、
きっと直前まで通し稽古も出来なかったでしょうに、
みなさんすばらしいコンビネーションでリズム良く楽しんで演じているのが伝わってきました。
コメディの部分も秀逸で5人6脚のシーンや、
摺り足ダンスのシーンとか、
笑い過ぎて涙がとまらね~状態。
やってる笑いの内容とあくまでもシリアス顔で通す
武蔵と小次郎のギャップがたまらないです。
今回取れたチケットがものすごい席で、
最前列センターブロックの花道横、という

1公演しか観ないのでもうちょっと後方から全体を観れても良かったんですけど、なかなか出会えないお席なので、これはもうCASTガン見だね!と切り替えて、ストーカー眼鏡を掛け直しこの席ならではのビューで瞬きもせずにドライアイと戦いながら約3時間を過ごしました。
ステージとの距離が1mちょっと。
花道への階段、足を伸ばせば当たる位置。
武蔵と小次郎の汗と唾を両手で受け止める準備は常にしていました。
小次郎からの果たし状を必死で読解したり(前半は読めた。忘れたけど) 5人6脚時の小次郎の足首が縄で擦れて赤くなってたり 、
沢庵和尚(辻萬長)は倒れこんで目の前でお股を広げ過ぎて丸見えだし、
まい(白石)のタコ能は迫力あり過ぎだし (笑)、刀の使い方を指導する武蔵の刃先が私の脳天に正面から刺さり(ったような気がしただけ) 、目の前に並んでそびえ立つ美しいマウンテン(武蔵&小次郎)を見上げると、確かにご来光が見えました。
ありがたやありがたや…
2人とも首筋からエラにかけてのラインが素晴らしくてね…

こんな絶景、観たことないよ。
アラスカやタスマニアの夜空もこんな感じなのかな~
って意識が遠くなりました。まさしくオーロラだよ!

小栗旬君はわりかし直に見る機会が多くて、
TVドラマの小栗くんはあんまりピンとこないのですが、
舞台人としての小栗君は本当に魅力的だと思います。
なにより立ち姿が美しい。仕草が美しい。
手フェチ&手の仕草フェチの朋ですが、
小次郎の紐を結ぶ指の動きは吐き気がする位美しいです。
職業柄、どうしても手に目がいっちゃうんですよね~
で、そのせいで一時期嫌いだった俳優、藤原竜也君。
すっかりその時期の自分を反省
『DEATH NOTE』の夜神月の手のアップに耐えきれなかったんですよ!
深爪し過ぎ!って(笑)
だから今回武蔵の爪先もガン見したんですけど、
あの時程ではなかったです

でもお手入れしてあげたい、と思いました
繊細な横顔のラインとか困った表情をする時に出来る眉間の皺とか、
ものすごくキュートですし、演技の表現の仕方も好きです。
で、やはり井上ひさし氏脚本だけあって、
軽妙でありながら重みのある内容で、
武蔵と小次郎だけでなく客までもが狸か狐につままれていた、という感じのオチ。
見事でした

あの幻想的な舞台効果をココと繋がるのかーって納得!
帰りは腰が抜けてヘロヘロでしたけど、寿命が5年は伸びるんじゃないか?と思う位の絶景を見せていただけたので、
本当に蜷川様ありがとうございました!
あなたも長生きしてください!マジで!
で、グッズで超可愛いのがあったよ!
刀かな?

うんにゃ!
耳かきでした~


ご愛用です!