母はパキパキしてとにかく手際よくて、一年に一回しか実家に帰らない私は完全にお客さん。
私も自炊してるので、母の要領のよさに関心するとともに、何で私にはできないんだろう、何で母のような性格でなかったのだろう、母に似たら180度見る景色が、変わっていたのに。ぼっちじゃなかったのに、と言う思いが強くなり。旅行中に自分の対応力のなさを指摘されたみたいで、イライラしてしまいました。
誰も私を責めたわけじゃないが、なんだろ、私ってやっぱりダメなんだなって。
旅行ってその人の対応力が如実に現れるじゃないですか。私は対応力がないんで、それを隠す為にいつもは念密に計画を立てるんですが、今回私が計画を立てていなかった。（別に私が立てる係でないがいつもは立ててる）
誰もどこに行きたいとか希望もなく、話し合って決めたいかなあ、なんて思いながらダラダラやってたら、時間がないだの、店がやってないだの、美術館終わっちまっただの、不備がガーって出てきて、ああ、私が悪うございました。見たいな感じに。
両親は、字が小さくて文字が読めないっ！だのあれは食えないだの、弟は寝てるかゲームしてるだけのくせに、何で計画立ててないんだ、と詰るのでちょっとキレた。ってのが事の真相ですが、
60過ぎた両親に30代の兄弟が何かを期待するのはもはやおかしいし、私がうまく対応できれば済んだこと。私に対応力があればよかっただけなのに、そんな事で、キャパオーバーなんて、私、やっぱ仕事できないわ。あーあ。って。
思ったわけですよ。
少なくとも私は誰かを引っ張っていけるタイプじゃない、家族すらも。
それから弟も自発的に調べたりチケット取ったりするようになり、結果的に話し合って色々決められたから私の望む形でよかったから良かったけど。家族ですらそうなんだから。