21日の日曜日。
渋谷109のお隣にあります、
eplus LIVING ROOM CAFE & DININGにて
サンデー・ブランチ・クラシック
バリトンの大西宇宙さんのライブを聴いて参りました。
ピアノは筈井美貴さんです。
今回、30分の演奏時間の予定で
オペラアリア、ドイツリート、日本歌曲
アンコールを含めて7曲を
途中お話を交えて演奏されました。
俺は街の何でも屋 ロッシーニ「セヴィリアの理髪師]より
ステージでは筈井さんのピアノ演奏が始まります。
大西さんは観客席後方から登場
早口言葉で表情や動きが豊か、掴みはOK
炎の騎士 ヴォルフ「メーリケ歌曲集」より
比喩、対岸の火事、やがて灰となり消えていくと。
死んだ男の残したものは 谷川俊太郎 武満徹
大西さんは、歌で戦争が無くなるとは思えないけれど、
反戦を伝えるためには声楽家として歌います
という意味合いのお話しされました。
私が祖国を去る前に グノー「ファウスト」より
素晴らしかった
以前、アメリカの何かの演奏会かイベントに
観客としてその場におられた大西さんが
アメリカ国歌を歌われている動画を聴いたのですが、
その時の朗々たる歌声を
生で聴くことが出来ました
輝くばかりの春の夜空だ プロコフィエフ「戦争と平和」より
↓の動画、ロドリーゴのアリアは
《終わりの日は来た》そして《私は死にます》が流れますが
《終わりの日は来た》で演奏を終えたと勘違いして
拍手してしまう方もいるそうです。
また、《私は死にます》を省く演奏もあるのだとか。
この日の大西さんは、《私は死にます》部分を歌われました。
拍手やブラボーのフライングは要注意
ある演奏会で大声で注意する方いました。
私は死にます ヴェルディ 「ドン・カルロ」より
後半の3曲は、2017年に亡くなった
ディミトリー・ホロ ストフスキーさんへ
尊敬の思いを込めて歌って下さいました。
朝日新聞の彼への追悼文は大西さんでしたね。
アンコール
Embraceable You ガーシュイン 「ガールズクレイジー」より
バリトンとは、テノールの輝きと
バスの深みを併せ持っているのが魅力ですと、大西さん。
演奏中の仕草は洗練され、
お話も人をひきつけてやまない、
好感度大の青年です
終演後に、こちらへついてきて・・・と仰って
背景の良い所に移動して下さいました
素敵
大西さんからお知らせありました。
4月27日(土)14時から
びわ湖小ホールにてリサイタルあるそうです。
ご出演は大西さんと筈井さん
お近くの方もそうでない方も
ゴールデンウイークの始まりに如何
そして、こちらも
大西さんの演奏は、
1月3日のNHKニューイヤーオペラ以来。
その時は私といとこと友人の三人で伺いましたが
この日は私といとこの二人。
実は、二人とも今月が誕生日
平成最後の誕生日が
素敵で幸せに過ごせ嬉しゅうございます
さて、4月30日で私のブログは丸8年となります。
さぼりさぼりですのに、
見捨てずにお寄り下さり感謝しております。
ありがとうございます
令和になりましても 宜しくお願い致します